雁田山の麓にある岩松院を訪ねてみました、駐車場に車を止め降りて岩松院の方角を見ると、眼の中に飛び込ん
できたのは、真っ赤な花桃、とても鮮やかな色にこのお寺を訪ねた人々も誰もが眼を奪われたようです。
花桃の赤色がより鮮やかに見えたのは、横にピンク色の綺麗な桜の木があったからでしょうか
良く晴れた日でしたが、5月にしては少し寒さも感じる爽やかさがあり、風邪が吹くと桜の花が舞っていました
桜の花もとても魅力的な色わしていて、赤とピンク春色いっぱいの雁田の麓でした、岩松院は葛飾北斎の
八方睨みの鳳凰の天井画で有名なお寺で、昔は畳の上に寝て天井を見上げて眺めたものです、東側には
池があり、 この池に春訪れた小林一茶が
痩せがへるまけるな一茶是に有 と句を読んだことでも良く知られています、またお寺の裏庭を登ると
福島正則のお墓もあり、なかなか見ごたえのあるお寺です。
山の芽吹いた新緑もとても柔らかで優しい感じの春らしいいろでした。
駐車場の前の道路脇ではライラックが、コデマリが咲いていました、例年より遅い春の訪れです
お昼は少し遅めで小布施堂、最初の一品が卵黄、そうめん、アスパラガスを細くして麺のようにした一品
美味しいだし汁と一緒に食べます、御飯は信州牛を乗せた牛丼、やわらかで美味しかったです、デザートは
粽か柏餅を選べるのですが、栗餡の入った柏餅
小布施堂の隣の酒屋さんを覗いて見ました、天然を観ているだけでも楽しいです、薄紫のつつじも綺麗に
咲いていました、フラチラリアに似たユリの仲間も見つけました、町の中を少し歩いただけでも春をたくさん
見つけることができました。