昼間は人でいっぱいの小布施の町ですが、夜になると昼間の賑やかさが嘘のように静です、そんな夜の小布施
の町が好きです、数日前に小布施の鈴花さんに食事に行ってきました。
小布施の町には、美味しいお店がたくさんありますが雰囲気を楽しむならば蔵部で、味を楽しむならば鈴花です
夜の小布施の街には昼間とはまた違った魅力があります、鈴花さんには入り口が2カ所あり、本来の入り口は
写真には写っていない、右側にあります、大きな提灯が目印の入り口です、2階に食事何処の他に個室が
3部屋、良く磨きの掛かった階段を登っていきます室内の雰囲気も蔵部さんとはまた違った魅力的な感じですが
やはり鈴花は料理です。
料理が好きだと言うだけの事はあり、御主人の造る味は美味しくて嬉しくなります。椀の味も確かです。
桜の花の形でしょうか、食器は鈴花の為に小田原のお寺の住職が焼いてくれたそうです、お店オリジナルの
器に観ても楽しい盛り付けで、一品づつ味わいながらいただきました
お刺身を食べると信州だと言う事を忘れてしまうような美味しさで、醤油の代わりに右下の昆布醤油で食べます
汁で無いので汚す事なく食事ができます、茶碗蒸しはフグの白子の茶碗蒸しで海老のシッポの様に見えて
いるのがウチコです、厚みがあり今まで食べたウチコの中で一番美味しかったです。
揚げ物はコシアブラで信州牛後ろに見えているのが京野菜のまんがんじです、湯葉に旬の筍とわらび
御飯は旬の筍、わさびの葉を熱湯でサッと湯がいたのは、ワサビの香りが残っていて旬を感じさせてくれました
抹茶と桜餅 桜餅を包んだ道明寺の葉が緑色をしたのは珍しいですね、葉っぱも残さずに全部美味しく頂きました
地元の食材も入れながら旬の食材を取り入れ造られた料理からは作り手の心が伝わってきます。