きなりさんの天然酵母でつくられたパンは何度も食べたことがありました、そのパンは三水のお店で買ったものでは無く
小布施の町にある、きなりさんのパンを置いてあるところで買ったものでした、天然酵母で作られたパンには
素朴な美味しさがあります、バターをたっぷり作ったパンのような美味しさとは違いますが、シンプルな美味しさです
飯縄町の現場を見に出かけたときに、きなりさんのパンの事を思い出し、一度是非お店に行ってみたかったので
現場を見た帰りに行く事にしました、道路脇に小さな看板があり、2キロと書かれた看板の方向に車を走らせてから随分
走り、迷ってしまいました、途中何度となく、正確には3人に尋ねると、誰もが、きなりさんの事を知っていました
小学校を通り過ぎて、お寺の鐘付き堂の横に、きなりさんがありました、お寺の横だと聞いていなければ、通り過ごして
しまったと思える、普通の民家でした。
何も知らずにいってしまったのですが、お店は毎日やっているわけではなく週の半分はお休み、開店時間もお昼頃
だそうです、お店に着いたのが12時より前で閉っていました、せっかく迷いながら来たのだから、声を掛けてみると
素敵なご主人が中から出てきて、気持ちよく対応してくれました、出来立てのクロワッサン・クルミの入ったスコーン
写真は撮りませんでしたが、角ばったステックのようなクッキーを買いました。
お店の上に掛けられた看板のキナリの文字のリが逆さになっているのは、娘さんが書いたものをそのままつかったとか
山の中の静な村のお店でした、そんな自然環境で作られた、そぼくな味のパンです。
近くの道路脇には、薄紫の桐の花が咲いていました。