仙台の友人の案内で、仙台空港近くと名取市の閖上を見ることができました。
車を走らせると空港近くでは、津波で傷ついた車が何台もありました、夏になって草が多い茂る
場所には、震災前に町があった場所で流されたものです、5ケ月以上経った今でも、放置された
ままの車・船がありました、無残な姿を見せる家もまだ何軒もありましたが、カメラを向ける
事はできませんでした。
名取市にある閖上は、小高い丘の上の松が一本残されただけで、ここから眺める事のできる
街の家は、ほとんど流され消えてしまっていました、境界の基礎だけが残り、残された敷地には
雑草が生え、このままだと雑草に覆われた原野になってしまいます。
港の向こうに見えているのは、公園のあった場所に積まれた残骸の山です、建物がほとんど
消えてしまった町の中で解体工事をしている重機の音が夕方まで絶えず聞こえて・・・・
テレビ・新聞で知るものとはちがいました。