十八日は、朝の出発が9時40分だったので、8時に朝食を食べてから部屋に一度戻ってもゆっくり過ごすことができました
ホテルのレストランの入り口のカーテンが開くと天井に特徴のある明るく綺麗なレストランに入り朝食です、他の人達は
朝食のはじまる7時から食事をしていたようで、わずかな人しかいませんでした、今回の参加メンバーは14人で、添乗員・
問屋さんの社長を合わせて15人いましたが女性は5名でした、ロシア人なのかわかりませんでしたが数組の外人の方も
食事をしていました、品数は多くはありませんでしたが、朝食では充分です、野菜サラダが少なかったかもしれませんが
ハム・セーソージそれにパンは豊富でしたが、ロシアで食事したときには、レストランでのパンはどこも美味しかったです、
ホテル以外は・・・朝から食べ過ぎないように ひと皿にチーズ・ハム・サーモンを乗せあとはパンとジュースと軽めに。
ホテルには、両替機が置いてあり、円は使用できないので成田で変えておいたドルを投入するとロシアの通貨ルーブルに
交換できます、とりあえず100ドルを入れると、3000ルーブルが出てきました。 ホテルを出発してから20分でエリミター
ジュに到着です、朝の10時でようやく明るくなりはじめたという感じてしたが、とても神秘的な朝の景色にみえていました。
エルミタージュの前にある広い広場ではもうスピードでそれほどは積もっていない雪の除雪作業がされていて、反対側の
建物のドームの上にまだ、月が残っていた。
エルミタージュ美術館は、宮殿でもあった建物で3000000点を超える収蔵品があるとか、とても数時間で見る事の出来
る量ではありません、パリのルーブル美術館には長野オリンピックが開催されていた時に行きました、マドリードのプラド
美術館には10数年前とこの正月に行きました、サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館に今回行くことができたの
で、世界三大美術館を見る事が出来たことになりました。
黄金で作られた、孔雀の時計は、かなり大きなもので高さは2mを超えていたと思います、機械仕掛けの孔雀・雄鶏・ふく
ろう・リスからなる複雑な機械時計で時計の文字盤はきのこの傘の中隠されています。 この絵はレオナルド・ダ・ヴィンチ
の聖母子(リッダのマドンナ)は、数少ないレオナルド・ダ・ヴィンチ絵の中のひとつです、ダ・ヴィンチの絵はルーブルで
モナリザを見たのが初めてで、エルミタージュでは花を持ったマドンナと聖母子のふたつの作品を見る事ができました。
ガイドのグレプさんの案内で2時間あまり廻ってから、自由時間が少しあったので、私でもわかる名前の画家の絵をみて
廻りました、ルノワール・モネ・ドカ・ゴーギャン・マチス・ゴッホ・ピカソといった知っている名前の人達の作品がたくさんあり
もっと時間があればよかったのですが、早足で見て廻りました。
エルミタージュの外に出ると、すっかり明るくなっていて、月が見えていた場所の近くに太陽が姿を見せていましたが、この
太陽は、この時期に高く昇ことはなく、いつ見ても低い1に見えていました。
お昼に、血の上の教会でバスを降りて横を流れる川沿いにあるレストランSt Petersburgでラんちです。
ランチはサラダにパンで壺はロシア風ボルシチで細く刻まれた赤蕪がはいったものです、スズキのフライは美味しかったで
す、他のレストランでも魚とポテトにパンは美味しかったですね、味はどこも日本人に合った味でした、ケーキはおまけの
様な感じで美味しいとは言えませんでした。
ランチのあとの観光はユスポフ宮殿に行きました。 ここでラスプーチンが殺害された場所でもあります、この宮殿の中で
いちばん目を引く場所は現在でも使用されている劇場でした、市内には65以上の劇場がある芸術の街でもあるサンクト
ペテルブルグです。
17世紀にスウェーデンに占領されていたバルト海の入り口のこの地をロシア軍が奪回したこの場所が要塞になっていて
島のような感じになっている場所です、ペトロパウーヴロフス大聖堂があります、わかり難いかもしれませんが、レンガ色の
建物の前には戦車がありました、例年であれば完全に凍結している川は、流氷でも流れている感じではた。
観光が終わったころには暗くなり街に戻り、川の近くのレストランで夕食になりました、この街の旧市街はどこを走っていて
も素敵な建物が残されていてライトアップも素敵でした。
レストランDemidovは、天井がかまぼこ型で模様が描かれています、食事の時にジプシー達が出てきてギターとタンバリ
ンに合わせて歌や踊りを10曲ほど聞かせてくれました、ロシアの踊りではなくフラメンコに近い感じのする踊りでした。
テーブルのデザインも部屋の雰囲気に合っていてよかったです、パンは毎回登場しましたが、ここのクロパン&シロパンは
もっちりしていてとても美味しかったですクロパンだけでも何十種類もあるようです、バターも可愛らしいです。
サラダはネフスキーと言ってポテト野菜に魚を混ぜたものでした、次はきのこのパンケーキで、クレープの様に焼かれた
パンケーキの中にきのこが包まれていました、キエフ風カツレツはバターに肉を巻きつけたものを揚げたのか、切ってみる
と中から肉汁が出てきて穴が開いていました、コケモモのジャムが添えてありました、デザートはイチゴをミキサーに掛け
たところに砂糖を入れたようでかなり甘かったです。 食事は美味しいですスイーツはなんとも。
食事を済ませた後で、この街にあった中世の建物を感じさせるビルに入っている小さなスーパーで買い物をしてホテルに
もどり初日の観光は無事終わりました。 …続く