天気が良かったので、展示場のスタンプコンクリートの作業をしました、本来ならば、とっくに終了しているはずの工事なの
ですが、お客様の現場の合間を見て作業をしているので、なかなか思う様に進みませんが、打設した生コンをバイブで調
整しているのが入社して16年目のクロチャン、コテで土間の押さえをしているのが現場スタッフの紅一点のナオチャンです
ハードナーをフルイで巻いているのかトクサン、ハードナー(色粉)は通常紙袋に入っているものを使う業者が多いのですが、
使い切らないと、湿気で駄目になるので、当社はプラスチック製の容器のものを使用しています、これだと使い残しも無駄
にすることも無く使用できるからです、前回はアシュラパターンで押しましたか、今回は、木目とシームレスの2パターンの
作業です、シームレスは岩肌のパターンになります。
木目は、まだ完成ではありません、日をあらためて洗浄して仕上げていきます、その様子はまた次回紹介させて頂きます
が、右側のアシュラパターンは、表面にシーラーを塗ると仕上がりになります、ハードナーを使った工法としては、ステンシ
ル(紙形)を敷き上からハードナーを撒いて仕上げる方法と、マットを押して仕上げて行くスタンプコンクリートがあります。
ステンシル工法は、コンクリート打設のあとでステンシルを敷きこみハードナーを撒きます、コンクリートが固まってからステ
ンシルを剥ぐので、剥いだあとは、下地のコンクリートが見えてきます、右側は同じステンシルを使うのですが、コンクリート
が完全に固まってからか、既存のコンクリートの上に模様を付ける工法のスプレーコンクリートです、スプレーの場合は、コ
ンクリートの床面をカラーハードナーで塗ります、その上にステンシルを敷きこみスプレーガンで色粉を散布します。
スタンプコンクリートはハードナーを撒いてからマットで押していくので、目地部分も色が付いて仕上げます、表面は凹凸の
ある、リアルな仕上がりでより本物に近い感じです。
来週になれば、お洒落なカンナ物置と、カンナキュートを設置できるはずです。