昨日は私の誕生日でした、昨年は、平日だったので温泉に行ったのですが、今回は土曜日で、お店があるので夜の食事になりました、この処、フェアーがあったりで忙し、誕生日をどう過ごすかも決めていなかったので、私のお気に入りの小布施にある鈴花さんに行くことにしました。
鈴花さんには、ふたつの入り口があります、ひとつは、道路沿いの正面から入る入り口、もう一カ所は西側がら入る入り口です、いつも長野にも素敵な雰囲気のお店があるものだと感心していたのですが、帰り際、おくさんと話になり、今までに知らなかった事があることをしりました。
良く磨かれた階段をあがって行き左側が大部屋で右側には個室があります、個室の中で南側にある、はぎでの食事です、この部屋の床は畳ではなく丸竹が敷きこんであります。
照明の笠も変わっていて、稲穂で作られています、部屋の壁は土壁で、稲穂の影が壁に写っているのがわかると思います、すずはなとある箸置きに箸にも、鈴花マークが付いています。
先付は、さばの棒寿司にホタルイカとホタテの酢味噌、辛子レンコン・卵の黄身で作られたカステラ、お祝いというので赤飯もついていました。
椀物の汁はとても美味しかったのですが、何のだったのか忘れてしまいました、お刺身は手前がヒラメ・右が甘海老で左がサユリ・奥はマグロです、信州でも美味しいお刺身が食べられる鈴花さんです。
茶わん蒸しはウニの茶碗蒸しで、焼き魚の付け合せはフキとタケノコをあえたものです。
煮物の金時人参が甘いのにはビッリ、長芋・フキ・湯葉が一緒でした、ご飯は旬を感じさせるご飯でした、
デザートはイチゴのゼリーでした、コーヒーではなくユズティーにしてもらいました、どの品もいつものように満足でした。
飾られていたアルストメリアがとても綺麗でした、背景の壁には小布施の町の歩道に敷きこまれていた、栗の木で作られ
たピンコロです、とても素敵な感じの壁になっています。
帰り際に鈴花の奥さんに話を聞かせて貰ったのですが、建物の設計が水戸岡鋭治だとは知りませんでした、ここで使用し
ている器も小田原の住職さんの作品で、ユズティーの器には、すずはなと書かれていて、裏側にはそれぞれ違うメッセー
ジがあるそうです。