家から、すぐ近くの小布施町は、人口が12,000人ですが、年間の観光客の数は1,200,000人にもなります。 とにか休みの日、連休などは大瀬手の人であふれるので、出かけて行きたくは無かったのですが、4日5日と2日連続で小布施に出かけて行く事になりました。
小布施の苅田山のふもとには、苅田薬師と、岩松院があります、春の山は新緑が色好き優しい色に変わっていました、岩松院の天井画の八方睨みの鳳凰は、有名ですね。葛飾北斎がこの作品を作った時に使われた画材は2億円あまりと言われ、今でも色あせる事なく天井から絵を見る人達を睨めつけています、小林一茶の句でも有名な、蛙合戦の池があり、痩せガエル負けるな一茶これにあり と歌った句が、50歳を超えた一茶が娶った27歳のおきくさんとの間に生まれた、わが子が元気になるようにと作られた句だとは知りませんでした。 また戦国武将の福島正則のお墓が裏山にあるお寺でもあります。
岩松院の手前の駐車場に人ごみがあったので、近づいてみると、トン汁がふるまわれていて、つい無料だと聞かされお昼前にもかかわらず、頂いてしまいました。 お昼は、小布施堂です、小布施の町には美味しい食事処がいっぱいありますが、今回は、婿さんも一緒だったので、今までに婿さんが行ったことの無いお店と言うことで小布施堂です。
左側から運ばれてきた食事は、緑色で細く刻まれているのがアスパラのそうめんです、椀ものはハマグリを包んだものが入っていて、右側は信州牛で、柔らかで美味しかったです。
ご飯は、チリメンジャコを掛けて頂きました、お変わりができると言われ、もう一杯頂きました。
デザートは、マンゴプリンで、そのあとで抹茶とチマキです、チマキの餡はもちろん栗餡でした。
5日は、嫁さんの自家から親戚が来たので、小布施のサービスエリアで待ち合わせしてから、遅めのお昼になり大好きな鈴花にしました。
鈴花さんは、もちろん料理も美味しいのですが建物も取り揃えた備品も素敵で小布施飲む町にとても良く溶け込んでいます、今回は2階の畳の上にテーブルが置かれた部屋です。
最初の一品は、よもぎ豆腐の上にウニがのせられていました、椀ものは、アイナメです、八寸は、オカラの和え物、カラシレンコン、サトイモの揚げ物、コシアブラの天麩羅、笹の葉に包まれていたのは鯛寿司でした。
お刺身は、本マグロとヒラメでした、煮物は筍・フキ・金時人参・牛肉、ご飯はシャコご飯
デザートは、この五つの中から選べるので、私は栗羊羹にしました、抹茶と一緒です。
お腹がいっぱいだったのですが、せっかく遠くから来てくれたので、家に戻る途中、リトルプンプキンに寄りシホンケーキでもと思っていましたが、利切れていたので、イチゴのタルトとオレンジのケーキにしました。 この連休は食べすぎですね。