乳頭温泉の鶴の湯を後にして、角館に向かい武家屋敷青柳家に、当日宿泊予定の角館山荘に泊ると青柳家が無料で見学できるのでレンタカーを返す前に立ち寄りました、とても広い敷地に幾つもの建物があり展示されているものも歴史を感じさせられるものが多く、もっとみていたかったのですが明るいうちに宿にも行きたかったので駅にレンタカーを返し、宿の人に迎えに来てもらいました。
角館武家屋敷の印象は、道幅が広い事・黒く統一された板塀・そして何と言っても枝垂れ桜です、桜の季節には行ったことが無いので是非、桜の季節に訪れたい町です。
駅から二十分ほど走ると、何もない山の中に平屋の宿が見えてきました。オープンしてまだ2年に鳴らない新しい宿で、部屋は全部で10部屋だけの静かな宿です、夏瀬温泉都に宿泊したかったのですが予約が取れずに角館付近で宿を探して侘桜に決めました。到着してから出発するまでの間、ずっと雨が降っていました。
部屋は遠雷で、源泉掛け流しのお風呂がありデッキテラスからの眺めは山の緑以外は何も見えませんでしたが、雨降りの日でしたがウグイスはずっと鳴いていました、以前、夏瀬温泉都に泊った時にも、ウグイスがあまり泣き続けていたのでスタッフの人にテープですかと聞いた事がありました、夜中にもウグイスが鳴いていたのには、さすがに驚きました。
宿の愉しみのひとつが食事です。 侘桜の食事は座付から始まり、冷製じゃがいも仕立に生ウニ吟醸醤油小角ぜりーが入っているものでした、ジャガイモの冷製スープ美味しかったです。真ん中の写真は前菜で9品が盛られていました。お造りも美味しいのですが海から遠く離れた場所にあって海の幸は美味しいけれどもどうなのか、出来るだけ地元の食材を食べたいですね。
焼き物は銀鱈でした、厚みがある食べごたえのある銀鱈、煮物は丸茄子蟹餡掛け・揚げ物はアカシアの花にトマト・万願寺唐辛子もありました。
アワビ・甘エビのつみれの入った鍋・ご飯は、しらす・いくらで味噌汁はアサリ・水菓子はフルーツプリンでした。
家に戻って来て、一番最初にしたのは、留守の間気がかりだった庭の様子です、雨が降ってくれたようで庭の植物は枯れずにいました。留守の間に全部なくっていると思っていたジュンベリーの実でしたが、残っていました、ミニトマトも赤く色づいていたので収穫して食べました。