3.5センチ×5センチの大きさのカットダルは、ひとつのサイズとしては小さいので、複数で模様を作り埋め込んでいくことが多いです、コンクリートの広い面積のなかにばらばらに埋め込むよりも、ある程度まとまって埋め込んだ方が綺麗に見えます。色き14色揃えているので好みの色を混ぜて使用するのが一般的です。 カットダルの色を選ぶときにも調合することで微妙な色の違いを作れますが、作るたびにまったく一緒の色を作り出すのは難しいことです。
当社では、ガラスを埋め込んだ現場が多いです、その事がtoledoの特色になっていることも事実です。 もともとは存在することのなかったカットダルを作ろうと考えたのは、コンクリートの床に工夫をしたかったからです、ステンシル工法・スタン゜工法のようにコンクリートの打設時に色粉を撒き、色と模様をする事は、今では、どの会社でも取り組んでいる事です。他に方法がないのかと考えてみてガラスを埋め込んだら、どうだろうかと思いました。 丸いビー球だと取れてしまう事があり、薄いガラスだと割れてしまう、それなら、厚みのあるガラスを四角に作ったら・・・それで生まれたのがカットダルです。
リビングの前に作られたタイル貼りのテラス、そのテラスの階段を下がると庭の一部にコンクリートを打ちこんだスペースがあります、グレーのコンクリートの床に直径3メートルほどの円を100個以上のカットダルを並べて作りました。色は、ほとんどの色を使用しています。カットダルの埋め込むタイミングはコンクリートを打設してから、あまり硬くならないうちに行います、100個以上の埋め込みは時間との競争です。特に夏場だと大変です。
玄関ポーチの手前の土間コンクリートにも、ポイントとして埋め込みました。 厚みが2センチほどあり、ガラスはほとんど変色しないので、何時までも、この感じで、綺麗でいてくれます。