遠方からの友人に紹介したいお店 蕎麦ふじおか
美味しいものを食べることが大好きです。 お酒はまったく飲めませんが、ほとんど好き嫌いがないので食べることは好きです。 二人で暮らすようになってから夫婦してふたりで外食する機会も少し増えたのではないでしょうか。 信州と言えばお蕎麦も良いですね。 先月、新潟に出かけて行ったときに、食べ物の話になり、いろんなお店の名前がでましたが、飯綱にある蕎麦ふじおかの話になり盛り上がり、長野に来たら是非食べに行こうと言う事で、時間を調整して昨日予約を入れました。 回転が11時30分なので、お店に10時30までに来て頂き、七曲を上り飯綱へ
ふじおかは、11時半の開店時間にならないと早めに行っても、中に入れません。 少し時間があったのであたりを散策。ツリバナがたくさん実を付けていました。山栗も落ち葉の中で見つけました、木の切り株からナラタケのようなきのこを発見、もともと山歩きが大好きなのですが、ここ数年は、山に入っていません。
建物の前には、何回か訪れているので見慣れたアイアンで作られた看板が以前よりもいい感じになってきていました。木製の階段を上がり扉を開け中に入ると、ゲタバコの上でフクロウが出迎えてくれました。表の看板にも鳥が付いていねので鳥が好きなのでしょうか?玄関を入ってすぐに目に入るのが大きなガラス越しに、そば粉を挽く石臼が見えます。 帰り際にご主人が出てこられ、話をさせて頂いたのですが、この蕎麦粉を挽くマシーンは、かなり早く回転して挽くのではなく切ると藤岡のご主人は表現をしていました。 現在このマシーンは日本で現存する一台だけの機械になったそうです。 美味しいお蕎麦は霧下のように山地によるものだと思っていましたが、そうとばかりは言えないのかもしれませんね。 ふじおかは以前黒姫で商売をしていたので、黒姫のそば粉にこだわっているのではと考えは違っていて、現在は、いろんな地方のものを仕様しているようです。 それは、こだわりの蕎麦造りにあるようです。 この季節新蕎麦と書かれたのれんを良く見かけます。当然のように新蕎麦は美味しいと言うイメージだったのですがねご主人が良いのには、そうではなく、真空にして寝かせ熟成させた蕎麦が美味しいと。 この日頂いた蕎麦は昨年のものだと言われました。 言われないとわかりませんが新蕎麦でなくてもかなり美味しいです。
最初に出てくるのが、五種類の野菜料理、どの料理も愛情たっぷりで美味しく頂けました。ふじおかは火・水・木と週に3日定休日になります、休みが多いと思っていましたが、いろいろ話を聞いていて分かったことがあります。 茄子は新潟まで買付に行っているようです、そんなふうに、自分たちが気に入った食材を用意するので、定休日に休んでいると言うわけではないようです。クリタケの入ったきのこの雑炊は、蕎麦の実の味が良くわかる料理です。
細めのお蕎麦、10種のお漬物、普段はこのんで食べることのない漬物をこんなにたくさんの種類をすべて味わう事ができて満足。お蕎麦に野菜が中心のメニユーは体にきっと優しいのだと思います。 蕎麦湯は、ポタージュスープのようにとろりとしていて、そば粉を足しているのではないでしょうか、上田にある大西も同じ漢字の蕎麦湯を出してくれて何杯も飲めてしまいます。三重県で初めて、黒姫に移り、黒姫よりは雪の少ない現在の飯綱に移ったようです。少ないと言っても標高が1000メートルの飯綱高原です。風が冷たくて到着してからセーターを着ました。
蕎麦かき と ぜんざいは別メニューでお願いしますが、料理自体で結構おなかいっぱいになるので、ひとつずつお願いして、みんなで少しずつ食べました。他で食べる蕎麦かきとは違います、ぜんざいの下にそば粉で作られた餅が隠れていますが、蕎麦かきとも少し違うようです。
前回は、5月末に、県外からの同業者友人で行っています、東京・京都・新潟からでした、蕎麦は同じですが、山菜・雑炊・漬物も少し違いますね、季節のものが味わえる、ふじおかは友人にもお勧めできるお蕎麦屋さんです、ただし営業が金土・日・月の週4日でお昼完全予約のみです。 夏にも出かけて行きました、まだ雪の積もった冬が行っていないので機会があれば冬に行ってみたいですね。
新潟から来てくれた村井さんご夫婦と、ふじおかさんご夫婦、そして私達で記念写真を撮りました。 ただ食事をするのではなく、作り手と話が出来るとよりいっそう美味しく思えるので不思議です。 きっと次回からは、また違った思いで食事をする事が出来ると思います。