エクステリアのトレド

草如庵の心遣いが嬉しかった。

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桜の花が咲き始めていました。 長野よりも東御の方が標高が高い分寒いのでしょう。 これから桜の花が綺麗に見れるようです。 何度となく出かけている草如庵ですが、雨降りにあうのは初めての事です。 ただでさえ静かなむらにある草如あんですが、部屋の中に入っても、雨音がしっかり聞き取れる静けさです。

最初に出てきたのが、ネギのポタージュです。スープの中に焼きねぎが入っていた鴨肉が添えてあります。雨降りで寒かった日なので体が温まり良かったです。八寸は毎回、盛り付けが綺麗なので楽しみにしているひと品です。食事は美味しいのがいちばんですが、眼でも楽しめた方がいいですね。椀物は大きなハマグリで汁もとても美味しくて、手を掛け時間を掛け作っていることが伝わってきます。

鰆の焼物に、初めて聞く名前の柑橘が添えてありレモンのように搾り鰆に掛け頂きました。麩の上にアナゴが乗せられていて、山里にある草如庵の料理に毎回魚が登場しますが、いくら物流が良くなったとは言え、どうしてこんなにおいしいのか不思議です。デザートも美味しいです。

土鍋のごはんも、何が出てくるのか楽しみにしている、ひと品になります。 出てきた土鍋は、今回初めてみる土鍋でした。 蓋を開けると大きな鯛が入っていて、ビックリ 以前、誕生日の事を話をした事があり、その事を覚えていて下さったようです。本当は、鯛ではなく違う土鍋ご飯が出てきたと思います。 一度見せてから、今度は、身をほぐし、青菜を添えて出してくれました。 もちろん美味しいですし、心のこもった対ごはんをありがたく頂きました。

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