リニュアールされた明神館
温泉が大好きで、いろんな温泉宿に行っていますが、やはり県内の宿の方が圧倒的に多いです。 今回の御開帳に来てくれた友人は、扉温泉の明神館にとまる事にしました。近間だと仙人温泉岩の湯がお気に入りですが、この宿には友人も何度か宿泊したことがあるので、違う宿にしようと、扉温泉の明神館に決めました。 ここの宿の一番のお気に入りは立湯です。深さが1メートルほどあり目の前に渓谷が広がり、眺めの良い半露天風呂になっていて、多くの部屋に露天風呂が付いているせいなのか、立湯に入っても混み合う事もなくゆったり入る事ができます。私の場合、解放感のあるお風呂が良いので、数少ない、露天風呂なしの部屋に決めています。 この冬にも出かけて行こうかと思っていましたが、リニューアール中で食事が松本市内のヒカリアに送迎してくれるのですが、宿に居られる時間が少なくなるので遠慮していました。
大好きな立湯です。渓谷を流れる川の音を聞きながら、鹿を見かけた事もあります。風の音・川の音・鳥の鳴き声が聞こえてくる標高が1000メートルを越える山の中です。 リスを良く見かけた露天風呂は改装中でしたが、立湯の他に大湯・寝湯もあり、楽しむ事ができます。
リニュアールされて、とても解放感のあるテラスが出来ていました。まるで自分が自然の中に居るように、緑が目の前。一階からは螺旋階段を周りながら上がっていくこともでき、二階は和食のメイン会場になっていました。 今回のリニューアールで食事も変わりました。以前は和食・モダン和食・フレンチの中から好きな食事が選べましたが、モダン和食が無くなり一階にあったフレンチが四階に移り・二階に和食の会場が出来ました。 食事を選ぶときに、お願いしてみたらモダン和食にして頂けました。
和食会場の入り口の方から入っていくと新鮮で美味しそうな食材の入ったウィンドーの前を通り、厨房の様子が見える前を進んでいきます、和食会場でしたが厨房の中のスタッフは頭に白い帽子を乗せて、洋食屋のコックさんのスタイルで会場の中のスタッフは全品着物を来ていて不思議な感じがしました。
モダン和食の前菜は、三つのスプーンに三種の薬味に山菜がウルイ・コゴミ・コシアブラ・ウドを頂きます。椀物には山菜と野菜にきのこ、金目鯛を揚げたものが入っていて美味しく頂けました。フレンチの様な白いお皿の乗った料理の一皿はアワビと魚をわさび大根で頂きました、茄子の上に海老・コシアブラの天ぷら。
メイン料理は、肉と魚から選べたので別々に頼んで食べました。信州牛はとにかく柔らかで魚はのど黒、ご飯とお蕎麦を選びたので私は天ぷら付のお蕎麦にしました。なかなか美味しいお蕎麦で、お蕎麦屋さんで出してもおかしくないお蕎麦でした。デザートはトマトのゼリーでしたが、なかなか美味しいデザートでした。 次回行くときには、新しくなったフレンチにしようと思います。