エクステリアのトレド

お気に入りの草如庵 夏

昼間は壱日限定2組、夜は壱日限定3組の完全予約制の草如庵は、なかなか予約が取りづらいのですが、お気に入りのお店のひとつです。

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百合が咲いていて緑が多く雨上がりの夏です。いつものように駐車場に車を止めて、表に向かう通路を勧めます。

夏らしく桔梗の花が飾られていました。 お店は古民家で、民家としては広く、その建物の中に昼間は二組限定ですから、落ち着いて食事をする事が出来ます。千曲川の川岸の近くで、近くにはお店らしいものは何もありません。時には静けさもごちそうになります。

前菜として運ばれてきたのが、トマトを炊いて冷やし、その上にホタテと新玉葱をすりおろし裏ごししたもの、新玉葱の甘さに驚かされました、そしてトマトのしたには焼き茄子があり、いろんな味を楽しむ事が出来ました。 そうめんは近くの皮で採れた鮎を焼いて、その上に乗せられているのが加賀野菜の金時草です。

八寸は四品で、このなかでトウモロコシの豆腐は最高においしかった、昔、明神館のフレンチで出された冷鮮スープのトウモロコシガ美味しくて感激した事がありましたが、その時の記憶がよみがえりました。

魚は鮎を焼いて笹の敷き込み下から煙がたちのぼっていました。野菜の炊き込みもさすがの味で麩も良かったです。

ご飯は、土鍋で蛸ご飯でした。 いつも量は多めで、私は3杯おかわりする事が出来ました。 最後に出てくるご飯は毎回土鍋ででてきて、何ご飯なのか楽しみにしています。

デザートはブルベリーの実の上にシャーベット。 今回もお腹がいっぱいになりました。 帰り際にはいつも奥さんご主人が見送りをしてくれて実家に見送られているような感じになります。 また行きます。 玄関を出るとすぐの場所に水が少し溜まっていて沢蟹がいました。 水が気ないな証拠。

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