エクステリアのトレド

緑青 発色の魅力

能登半島の帰り、高岡の伝統工芸である緑青の発色作業をされている折井さんのところに行きました。 おととしの秋にも一度訪れた事がありますが、幾度見ても緑青のみせる色の魅力はすごいと思います。

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事務所の棚の上に、蝉と蟹を発色させた置物が置いてありました。 緑青は銅・真鍮を使用して発色させるので、高価なものですが、それ以上の魅力がある商品だと思います。

近年、エクステリアに緑青の表札などが使われるようになってきましたが、エクステリア工事の中で一番奥使用される表札・ポストなどは、お客様が選ぶのに困ってしまうほどいろんな商品が出回っていますが、心理的に日とと同じもの、特に近所に同じものが使われている事を好まないのが普通だと感じています。 できるだけオリジナル

折井さんはNHKの番組でも取り上げられた事があります。 私も、この技法を使った商品を作りたいと思います。 エクステリアにはまだ限りなく可能性があると感じています。 私がこの業界に入った頃はガラス製品を使う事がタブーとされていましたが、今では、ガラス製品があふれ、ジュエルグラスは大人気になっています。 金属を使った商品には重みを感じます。その重みからくる魅力が、今以上にこの業界を発展させてくれるのではないでしょうか。

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