ローマ・スペイン広場から、フセンンド品が多く並んでいる通りを進むと右側にカフェ・グレコがあります。 入り口だけを見ていると、ふつうのカフェのように見えますが250年以上前からあるローマ最古のカフェです。 古さではヴェネチアのフローリアに勝てませんが、ゲーテ・マンデルセン・ワグナーといった芸術家をはじめ有名人が数多く訪れているカフェで、建物は、当時のままで国の重要文化財に指定しれています。
ドアを開けて、一歩中に入るとひとの山、チョコ・などが入り口近くで売られていて、立ったままお茶している人もいました、部屋は奥に長く続き、いちばん奥にある部屋のピアノが置かれている近くの席が空いていたので、座りカプチーノを注文しました。
イタリアはエスプレッソ発祥の地で、カフェでコーヒーが当たり前のようです。 毎回、カプチーノを注文しましたが、日本にいれば紅茶です、ただイタリア以外のヨーロッパでもそうなのですが、紅茶を頼むと白湯の入ったカップと一緒にティーパックが出される事が多いので、カプチーノにしました。 グレコのカプチーノは、よそのカフェの倍はして一杯9ユーロとかなり高めですが、この場所でお茶することの席料を考えると決して高くはないのだと思います。 日本で言う場江戸時代からあるカフェ・グレコ。
