長野の冬は寒く、外構工事の中でもコンクリートの仕事は、冬の間は避けたい工事です。 中でもスタンプコンクリートの場合は、5度以下の気温の場合はうまく仕上がらないので、3月末とは言え施工のタイミングが難しかったです。どうにかスタンプコンクリートを打つ事が出来たので、目地の仕上げが残されています。 目地はいろいろな工夫ができますが、当社の場合お客様の声を聞くと、土間と同じ高さの方が使い勝手がよいと聞くので、ウレタン樹脂を使い、駐車場コンクリート床と同じ高さに仕上がる事が増えています。多少予算が上がっても、長い間使用するので使い勝手のいい方がいい、長野のように雪が降る地方は、雪かきはします。その場合床が平らな方が楽です。 目地に綺麗な化粧砂利を入れる事が多いのですが、子供たちが出してしまうことも良くあるようです。
駐車場3台分のスペースで、積雪用の2台分のカーポートを設置しています。 玄関のドアが高い位置にあるので、玄関を出てすぐのポーチにブロックを積んで壁を作りました、あまり閉鎖的になつてはいけないので、穴空きのレンガブロックを中程に積みました。 ポーチの階段は横に降りるようになっているので、降りた場所にH鋼でジュエルグラスを挟んで門柱を作りました。
門柱前のコンクリートはスタンプコンクリートのシームレスのシルバーグレーで施工して、H鋼はモノトーンの建物に合うように特殊塗装の錆銀で仕上げた柱を立てています。サインはH鋼の正面にガラスサインを取り付け、中の空間の出来た所にリコストーンを詰めました。 まだ明るかったのですが、強制的にLEDを点灯させてみました。 リコストーンを透かして灯りが見えます。 暗くなると、もっとはっきり見えてくるので綺麗です。
既存基礎上に化粧ブロックを積み、アルファウッドの樹脂板を5段張りました。ポーチの階段を降りた一番下の段とスタンプコンクリートの間に10センチ程の隙間を開けていて、1.5mのLEDテープを取り付けてあるので、この溝にリコストーンを入れます。 足元が明るくなり歩きやすいだけではなく、素敵な感じになるはずです。 もう少しで完成します。