私が結婚する前に5年程、北海道の知床斜里の町で暮らしていました。朝と夜はユースホステルを手伝い、昼間はオーナーが経営していたお店のお手伝いをしていたのです。 その時にオーナー夫妻には大変お世話になり、とおさん・かあさんと呼んでいました。 とうさんは17年前に永眠して、母さんは昨年永眠されました。 母さんの墓参りの為に夫婦で斜里に行ってきました。 ユースホステルの営業はやめてしまいましたが、お店は現在息子さんが親子で頑張っていて、奥さんは郷土料理のお店をやっています。
麦畑の沈む夕日です。 斜里岳の麓に広がる麦畑・ジャガイモ畑・ビート畑はどれもかなり広く、こちらでは見ることのできない風景です。 信州は山に囲まれているので陽が上るのも沈むのも、もった高い位置なので、目線の高さに近い位置で夕日が見られるのは感動します。
斜里川の上流にある、さくらの滝では、夏の間、サクラマスの滝にジャンプする光景を見ることができます、この滝の高さは3m70?で、この高さを登るサクラマスわ見られるのは世界的にも珍しい事です。 ヤマメが河を下り海に出て大きく成長するとサクラマスになります。 産卵のためにシーズン3000匹程のサクラマスが戻ってきます。
神の子池は、緑から裏摩周に向かう途中の林道を入った中にあります。摩周湖の伏流水で5mの池の底から湧き出してきます。池の中に沈んでいる倒木は、手を伸ばせば届きそうに見えますが、透明度が高いのでそう見えますが深く沈んでいます。
知床五胡にある一湖です、風が静まり晴れていると湖面が鏡のようになり知床連山が写ります。知床はヒグマの生息地で、手付かずの自然が残されている場所で世界遺産にも登録がされています。
斜里岳は、斜里に来たことをいちばん実感できる山です。千島火山帯はこの山から始まり知床半島に向かっています。 姿もとても綺麗な山で標高は1600m程ですが、とても雄大に思えます。 この日は、あまり姿が見られずに、写真を撮ったこの30分が見られたのですが、この後雲の中に隠れてしまいました。