エクステリアのトレド

気になる不凍栓をレンガ積み立水栓に

エクステリアデザインの打ち合わせの中で、建物の外にある不凍栓が気になるという話が良く聞かれます。 道行く人からも見える位置に施工されている場合、特になんとかして欲しいと言う要望が出ます。 本来なら住宅メーカーがお客様の気持ちになって相談に乗ってくれると良いのですが、外構屋さんにお願いすればと返事が帰ってくることもあるようです。

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いろいろなメーカーから発売されている既製品の立水栓は、どうもイマイチでお客様にお勧めする事が出来ず、手間はかかりますが、レンガをひとつひとつ積んで立水栓を作ることが多いです。既存の不凍栓に付いていた蛇口は、そのままの状態で使用することが出来ないので、蛇口も真鍮製のものに取り替えます。

今回の現場は、すぐ近くにタメマスがあったので、水受けの縁をレンガにして、中を防水モルタルで仕上げ、タメマスに水が流れるようにしています。配水が出来ない現場の場合は、蛇口の下にタメマスを埋め込み、浸透式にします。

こちらは既製品ですが、外水栓としてオススメのディーズガーデンのスタンドウォッシュリリーです。 FRP製なので耐久性が強く、見た目も素敵なので、エクステリの相談にこられたお客様にはお勧めしています。 上部にスワン蛇口が付いていて、水受けのパンはオリジナルで可愛いデザインのある陶器製です。本体の右横に補助蛇口があり、ここにホースをつないで庭に水やりなどができます。見た目の良さと、使いやすさを兼ね備えた素敵な商品です。

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