戸倉上山田温泉の笹屋ホテルには、四川料理のお店がありますが、四川料理を日本中に広めた陳建民さんとの御縁から、その味を楽しめるのが笹屋ホテルにある杏苑です。 杏苑の陳マードーフは、個人的に辛いのですが美味しいと思える麻婆豆腐で、時々食べに出かけています。 笹屋ホテルでは毎年、この季節に陳健一さんを招いて四川三昧美食会を開いていて、今回で第18回目になります。
五種盛り込み前菜で始まった美食会、続いてアオリイカのワフワ澄ましスープでした、スープの上にアオリイカをはんぺんのようにして浮かせた料理ですが、手の掛かっている料理だと思います。
信州牛サーロイン、ブラッサクビーンズ炒めとフカコレ・豚肉・白菜のトロトロ煮込み、どの料理も8人掛けの回転テーブルに一度大皿で乗り、それから小皿に取り分けて頂きます。
四川飯店伝統の胡麻たれ茹でワンタンは胡麻の香り料理で、長野駅近くの四川料理麒麟の水餃子のたれに似た味がしました。ブロッコリーとタラバ蟹の淡雪仕立てはブロツコリーとカリフラワーにタラバ蟹の餡を掛けた料理でした。
陳健一のマーボドーフは、杏苑で食べなれた味でしたが、他でだべる麻婆豆腐よりも黒く見えます。いろいろ野菜と鶏ささみのトロミスープは、細かく切られた野菜がたくさん入っていました。
最後にマンゴープリンを食べて食事は終わりですが、そのあとに毎回抽選会があり、今までに陳さんの料理本や・色紙・食事券が当たった事がありましたが、参加者全員が当たる訳ではありません。だいたい4割ぐらいの人が何か当たっていると思いますが、今回は私が麻婆豆腐セツトで嫁さんがCDが当たりました。 麻婆豆腐が出される前に陳さんがステージで麻婆豆腐の歌を披露してくれた時が一番盛り上がったと思います。
炎の麻婆豆腐 聞きたい方は、聞いてみてください。