ショップで仕事をするようになってから20年近くになります。 当時、どんな展開をしていこうかと考えて、他には無い自社のオリジナルを作り提案していこうと考えて、最初に考えたのがカットダルでした。大阪の友人がダル板を加工してレンガブロツクにダルを埋め込んでステンドを作っていたのを見て、コンクリートの床に埋めたら良いかもと、ダル板を割ってアプローチ・駐車場のコンクリートの床に埋め込みました。 オオキナガラスを埋めると滑るので、滑りづらい大きさに加工して埋めました。 綺麗
一番最初に作った初期のカットダルです。20?×30?で厚みが25ミリ?30ミリ程あるアメリカ製のダル板を大阪と名古屋から購入して、一枚のダルガラスから32個分の大きさにしたのが画像のものです。カラーも豊富でしたが、14色程に絞り込み制作をしていました。簡単そうに見える割る作業ですが、私以外のスタッフは上手く割る事が出来ませんでした。 景気が悪くなり、それまでは年に何回もあったアメリカからの輸入回数が減り、商品の安定使用が出来なくなると、国内で探してみたのですが見つからず、ならばと、ガラスメーカーにお願いして作ってしまう事にしました。 国内でダル板を作り、割っていたのですが、日本の製品はガラスとしては品質が良くで、割るのには向きませんでした、忙しくくなり加工する時間もなくなっていたので、型を作り、流し込んで、割った大きさの商品を作ってもらうことに方針を変更して、現在のニューカットダルが誕生しました。
ニューカットダルは、大きさも厚みも同じぐらいで、割っていた時の商品よりも綺麗です。カラーはブルー系・グリーン系暖色系に黄色・赤・透明の14色、ガラス自体は色が変わりずらいのでコンクリートの床の素敵なアクセントになります。
型で作るようになってから、花の形とハートの形をしたダルフラワーとダルハートも作るようになりました。 時の流れと共にエクステリアの商材も変化していきます、ダル板を割って作ったカットダルから始まり変化していくエクステリア、これからも変化し続けていくのだと思います。