月: 2019年10月
庭の目隠しマイティウッド。
既存の塀が傷んだので、F&Fの樹脂板マイティウッドで庭の目隠しをした現場です。 カラーが何種類かありますが、今回の現場はライトグレーを12段張りにして施工。隙間を20㍉空け柱はアルミの汎用部材を加工して70角を地面から直接立て、固定してから樹脂板を張っていきます。 庭部分は樹脂板を家側に張る内貼りで。
近年、樹脂板はいろんなメーカーから発売されている人気商品で、その草分け的存在がF&Fのマイティウッドです。発売されてから10年以上の月日が流れましたが、本物の板塀だとメンテナンスが必要になるし、アルミの目隠しフェンスだと可なり割高になる事もあり、樹脂板塀は、かなり増えています。
庭の部分を内貼り12段で施工して建物の横は外張りにして8段、アルミ柱はアイボリーホワイトを使用全長で30㍍程の目隠し塀の工事でした。
先月、京都に行ったときに木屋町の手織り寿司アウームに行きました。 京都らしいただ住まいのお店で、自分で海苔に具材を乗せて食べる手織り寿司、具材が12種と酢飯・四角い海苔が8枚・お蕎麦も付いたセット。 見た目も楽しい手織り寿司でした。
高山村の水中のシダレ桜で樹勢回復研修
当社で以前から力を入れている菌根菌による樹勢回復ですが、今回は昨年から行っている高山村の五代桜の中の「水中のシダレ桜」で研修を兼ねて樹勢回復作業を行いました。当社の樹木医の他に、東京・佐賀・静岡・兵庫などから樹木医が参加して、今回も小川先生がおみえになりました。長野県上高井郡高山村にある「水中のシダレ桜」は推定樹齢270年(江戸時代、寛保2年の水害の後に鹿島神社を建てた際に植えたサクラと言われている)樹高22m、幹周り4mの桜の大樹は、映画「北の零年」の冒頭のシーンにも使われたことで有名です。
以前は幹の周りにワラを敷いたりしていたようですが、10年前の考えとは大きく違い、ワラは腐る原因のため敷かないし、炭も径5mmの物を埋めないと意味がない、穴にウレタンを入れたりせず、根を大事にして肥料などの栄養を与えるなどなど、保護の方法が変わっているそうです。樹木医の方々は研究や実証をしながら、国や県の記念物や指定樹木を守るため日夜研究を重ねています。