出社して樹木医のY女史がいるのを見つけると、頻繁に仕事の話を聞きます。講演会の話やこれからの公園管理の勉強に行ってきた話、トレドのお客様の庭についての話(どんな植栽がいいのか)弱っている樹木を元気にさせたい、植物の名前を全て覚えたいなどなど、Y女史は本当に緑に関わることが大好きなんだと感心します。先日はガーデニングの新しい流れについて話を聞きました。近年イギリスのガーデニングで人気のあるメドウガーデンについてです。ピート・アウドルフ氏の手掛ける庭を見せてもらいY女史の説明を受けました。それは自然の中で感じるワクワク感・力強さ・季節の移ろい・草原のような景色。
メドウガーデンは一見あるがままに植物が生えているように見えますが、実はしっかりと形を考え作りこんでいるそうです。立体的に見えるように植物の形をそれぞれに捉えて面で見せ、またアクセントプランツの隙間を埋めるためのわき役に何を選んだらいいか、雑草も生かしながら、考え抜かれているけれどありのままの草原の景色のような庭が人気でまさにY女史が日頃から描いていた庭に近いものだと感じました。ながの緑育協会で行っている園芸上級者対象の講座でピート・アウドルフ氏の庭の季節ごとに移り変わる風景の映像を上映するそうなので楽しみです。エクステリアのお仕事は建築物だけでなくてお庭も含めて住宅の外構になるので、奥が深い仕事だと思います。またそこは建築業ではなく、デザイン業ではなく、造園業だからこその強みでもあると思います。みんな庭造りが大好きな仲間だからです。どんなお庭で過ごしたいとかイメージだけていいですので是非お聞かせください。ガーデニングだけではありません。和風の庭だって得意です!芝生だって得意です!こけマニアだっています!シンボルツリー1本だって素敵なシンボルツリーをご提案します。