エクステリアのトレド

ヒントがいろんな場面にあるスコレット門柱。

エクステリアデザインを考えるときに、いろんな事が頭の中に浮かびます。 現場を確認して、建物と周りの環境も考え、お客様の要望を聞きながら、できるだけお客様の要望を取り入れながら、「これだ」と思えるものを提案させていただいています。今回紹介するのは、スコレット門柱です。 門柱は、その家の顔になるので結構気を使います。ブラック積み・レンガ積み・塗塀・当社オリジナルのアルミH鋼を使用した門柱など、いろんな門柱がある中で、手間が掛かるスコレット門柱は、最近こそ提案していませんが、素敵な門柱です。

Su kore tto monchū

2008年に施工したエクステリア現場の門柱です。 スコレットは、厚みが5㌢と厚く塗ることのできる特殊モルタルで施工して、ブラシ、ナイフなどの道具で、削りながら作業をする工法で、デズニーランドの多くの造形物が、このスコレツトで完成されています。 私たちが施工している、この地域で当社以外にスコレットで完成された現場は見かけていません。 それは、おそらく外注に施工をお願いしていて施工を知らないから。 当社の場合は、社員で施工しているので、いろんな事を教え指導しているので、考えている事が実行できているのだと思います。 当時、スコレットを使用するにあたり、スタッフと一緒に勉強がてらデズニーシーに行きました。 通常の塗塀は、こんなに暑く塗ることができないので、立体感が出せませんが、スコレットでなら可能。 色付けも手作業で色を調合しながら仕上げていきます。

こちらの現場は、門柱の笠木もスコレツトで作りました。同じ大きさの門柱を、ただの塗塀にした場合よりも3倍以上の時間を掛けなくては、完成させることができないので、忙しいシーズンには避けたくなる施工ですが、エクステリア工事の場合の多くのお客様は、自分の近所に同じような施工現場がある事を好まないようです。 私も同じですが。 

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