庭に何本もの樹がありますが、その中でクロモジは、いろんな使い方があり楽しんでいます。 クロモジは、クスノキ科の落葉低木で、春に黄色い花を咲かせて明るくなり春を告げる花です、秋になると葉が黄色くなり、隣に植えられているイロハモミジと共に紅葉を楽しむ事ができます。枝は、和菓子の時に使われる楊枝として出され、香りに特徴があるクロモジ、ローズウッドの主成分であるリナロールがが含まれ、気持ちを落ち着かせたり、クロモジから採れる油は香水・石鹸などにも使われています。
「クロモジ茶を作ってみました」
クロモジは、緑いろをした枝を選びます。 葉は使用しなくてもいいのですが、今回は葉も使ってのクロモジ茶です。
使用する枝と葉の汚れを綺麗に取り除き、枝は5ミリ程の大きさに切り、葉と共に2週間、乾燥させると枝は、緑いろから茶いろに変わると、お茶が造れます。
普段は、庭の花の種を採取してしまっておくのに使っている、お茶パックに詰めます。 ひと包が8gだったので、ヤカンに水を4gに対して水を1㍑なので、2㍑入れ沸かします。時間を掛ける程、濃い色になりますが、今回は30分程度です。
もう少し時間を短くすると、薄ピンク色になり、香りもローズ。 庭にクロモジが植えられていると、いろいろ楽しむ事が出来て良いですよ。
出がらし、使用したパックに入れられたクロモジは、その後、お風呂に入れて使っています。 ほんのりと香りが残っていて気持ちが落ち着く入浴になります。