エクステリアのトレド

植木屋さんの本。

今伝えておきたい、庭師のワザ

植木屋さんの本の紹介です。

「今伝えておきたい、庭師のワザ」

この本は、これから庭師を志す人や庭に興味があり庭を作ってみたい人、また現在庭師・植木屋さんが初心に帰れる本です。

庭のデザイン集や庭の中を歩くための飛石の打ち方や

庭木の考え方や剪定のやり方

また、冬囲いに使われるワラで作る「ぼっち」のつくり方・ロープワークなど様々な職人技が丁寧に書かれている本です。

庭木の手入れ・技だけでなく、庭師にとって大切な心構えや身だしなみまで解説が及びます。

(以下、本書より一部抜粋)

「作業服に、脚絆(きゃはん)、地下足袋、できれば袢纏(はんてん)を着込んで作業に臨めば、良い仕事をしなければと心が引き締まる。また朝から汚れたままの服装より、たとえ古く傷んでいても清潔な作業着なら気分も良い。手袋着用などはもってのほか。手作業は指の皮膚で感じながらするのが一番。汚れる、傷むなどは二の次。それが職人気質だと思っている。」

時代が進み変わっていく中でも、庭師の本来あるべき姿や昔ながらの技術、心意気まで庭づくりに必要な技術の一つ一つがこの一冊にまとめられています。

私も初心に帰れる本の一つです。本屋さんで見かけたらちょっとパラパラしてみてください。

モバイルバージョンを終了