個人邸だけでなく公園の樹木治療も行います。
エンジンコンプレッサーに特殊なエアースコップを取付け、エアーの力で表土を剥ぎ取っていきます。かなりの勢いで土が飛んでいくので飛散防止ネットを設置し、作業員はメガネ、耳栓をしなければ耐えきれません。
表土をほぐしたら、ここからは手作業です。マイナスドライバーや手ぼうきを使い、根を傷めないよう慎重に根気よく掘っていきます。
掘り終わったら根の剪定します。
根の周りに埋め戻す改良材を作ります。赤玉・炭・ゼオライトなど混ぜたブレンド材を根元に入れ、菌根を施し改良材で平らに均します。
最後に切り残しの部分をブランチカラーを残して切り直し、ビリ砂利を敷き均し作業終了です。これですぐには効果が出るわけではありませんが、管理方法を変えていくことが大事かと。除草剤をやめる、定期的に消毒を行い、強い剪定を避け自然樹形に近い剪定が必要と思います。