今週は長野市東町にあるお寺の手入れに伺いました。
もう何十年も前から維持管理をさせていただいているお寺になります。
作業前と仕上がりがこんな感じです。
何十年も樹木の大きさを変えずに維持していくには枝を奥から作り古い枝と入れ替えていく手入れが必要となってきます。最近の手入れを見ると強剪定が目立ち、同じ場所で芽をとめる剪定をしているので枝だけが太くなり見た目が重苦しくなります。
松の枝のつくり方として枝と枝をかぶせていくように仕立てます。奥から柔らかい枝が重なり出来上がってきたら古い枝を引き抜く手入れをします。これを毎年繰り返すことで大きさも維持できますし、雪が降っても折れないしなやかな枝ぶりになります。
来年もどんな感じで枝が伸びているのかが楽しみです。