アメリカシロヒトリ
トレドのお客様でも樹木は植えたいけれど虫が苦手で・・と。私はどちらかというと虫は平気なのですが、以前梅の実の収穫をしているとき毛虫(種類は不明)が葉についていましたが、苦手ではないので普通に梅の実を収穫していました。しばらくすると手や首がかぶれて赤い湿疹がびっしりと・・・!!それからは、発見しても気持ち悪くはありませんが、触れないように気を付けています。また、樹木や花の種類によっては害虫などの害にあわないように消毒をしなければならない場合もあります。これもまた薬剤の種類や薬剤の使用方法など慣れていない人には結構ハードルが高めです。毎年大変なのが「アメリカシロヒトリ」とよく伺います。アメリカシロヒトリはクワ・クルミ・サクラ・プラタナス・ヤナギ・柿など食害される植物は100種類以上あるそうです!RINKASAでもお客様のお庭の維持管理の中で消毒作業をしますが、フェロモン誘引剤「ニトルアー」を設置している箇所もあります。まだまだ一般的に普及していませんが、この商品は環境に優しいのです。性フェロモンの強力な誘引を利用して専用のトラップ(捕獲器)でオスの成虫を捕獲し交尾をさせないことで次世代のアメリカヒロシトリの幼虫(毛虫)の発生を抑制します。消毒と比べて即効性はありませんが、毒性がほとんどなく、対象以外の虫には影響が少ないので、自然への影響が少なく環境を保全できます。小さなお子さんが遊ぶ自宅のお庭、幼稚園・保育園・小学校、人通りの多い歩道の街路樹や公園や住宅地などでは薬剤を散布してアメリカシロヒトリを防除するには抵抗があります。そんな場所にこそこの「ニトルアー」を設置してほしいのです。外構のご相談は構造物だけではなく、樹木の管理や消毒、雑草の事など幅広く対応できますので、どうぞご相談ください。
設置時期は4月下旬で、途中7月にフェロモン剤を追加、9月にフェロモン剤を追加します。