エクステリアのトレド

浅間石のおはなし

本日より新年の営業がスタートいたしました。
改めまして本年もよろしくお願いいたします。

さて、先日、施工が完了した浅間石のいろいろな使い方をしている現場をご紹介いたします。

浅間石

まずは入り口側の石積み。
コンクリートやブロックでの土留めの代わりに浅間石で石積みをしています。
たくさんの石が並んでいる姿は印象的で目を引きます。

近くで見るとこんな感じ。緑の良い時期になったら植栽を絡めても素敵になりそうです。

ちなみに、石積みの間を登っていく階段の踏面はトレドでは『グラベリート』と呼んでいる、千曲川産の砂利を使った洗い出しになっています。
また、写真では分かりづらいですが、蹴上げの下には浅間砂利が敷き詰められています。

ソヨゴやコハウチワカエデ、ツリバナを植えた坪庭も浅間石を敷き込んだロックガーデンになっています。

ところで、浅間石って何ぞや?と思われるかもしれませんが、浅間石は浅間山の噴火の際に蓄積した火山岩です。
『鬼押出し園の石』といえば分かりやすいでしょうか。あのゴツゴツした真っ黒な石を思い浮かべてもらえればと思います。

また、浅間石はマグマが地表に噴出する際に水蒸気やガスが抜けて冷え固まってたくさんの穴が開いているので、ゴツゴツした見た目に反して軽いのも特徴です。こちらは軽石を想像して頂ければイメージがつきやすいかなと思いますが、お打ち合わせの際に実際に触って頂くと驚かれるお客様も多いです。

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