メンテナンス課の若い職人を連れて、二日間かけて剪定作業を行って来ました。ヤマボウシ・サルスベリ・シャラ・モミジなど雑木の多いお庭です。幹のラインや方向など見極めて剪定し美しい樹形に仕立て上げます。実際に一緒に三脚に乗り、「この枝は必要?」どうして落とすのか理解してもらうよう説明しながら作業を進めました。
切るべき枝と残す枝を見極めることは難しいと思いますが、経験と樹木の特徴性を理解していれば自然と枝を落とせます。昔から忌み枝とされている枝には多く残しておくと木の生育を阻害したり、枯れる原因になりますが、雑木剪定では忌み枝を活かして新しい幹として利用し、しなやかな自然樹形にしていくことが重要です。