今回の画像は、作庭してから20年たった庭になります。
庭を造った時は石の表情が赤茶色していましたが年数が経つごとに黒ずんでいき、趣のある姿に変わっていきます。
さらに年数経過すると環境にもよりますが石に植物が生えてきます。
スナゴケやシダ・イワヒバなど色々な植物が育ち、自然の景色に近づいていきます。わりと雑草が少ないと思います。
この画像は、見事に石前面にコケが生えシダ植物の優しいラインが硬い石の雰囲気を和らげてくれています。
石仏を掘ってみました。
四角の柴石(長野市松代でとれる石)を石ノミで加工して作りました。なかなか丸みを出すのが難しく苦労しましたが他にはない一品物になります。石仏もコケが生え趣が出てきました。
カタログには無い物を作るのも庭作りの楽しいところですね。