トレド長野店の店先にはロシアンオリーブが鉢植えされています。
今日なんとなく木を眺めていたらぽつぽつと幹の辺りに実が付いているのを発見しました!
「ロシアンオリーブ」という名前から、あのオリーブの実を想像されるかと思いますが、この木は別名「ホソバグミ」「ヤナギバグミ」と呼ばれるグミ科の木です。
春には小さな薄黄色の花が咲き、秋には写真の様に赤くてぷっくりした可愛い実が付きます。集合体が苦手な私は、この実の模様を近くで見てちょっとゾワゾワしてしまいましたが…。
ちなみに実は一応食べることができるということで、Nさんが試しに食べたそうですが、渋くてとても美味しいものではなかったようです。調べてみるとジャムに加工されている方も居るそうで、やっぱりそのまま生で食べるものではないみたいです!
ロシアンオリーブの特徴としては、日当たりのいい環境を好み、病気になりにくく乾燥や寒さにとても強く丈夫で、育てやすい樹種となっています。
成長が早くよく伸びるので、形をよく保つには定期的に剪定が必要です。すぐ伸びて剪定の練習にも使われるくらい萌芽力が強いので、実際に地植えする場合は、剪定が苦にならないか、日当たりが良く広いスペースを確保できるか、という事も念頭に置いて検討した方がいいかと思います。
シルバーの葉と、季節ごとに花や実を楽しむ事が出来るとても素敵な樹種ですので、シンボルツリーとして取り入れてみてはいかがでしょうか