環境の変化でツマグロヒョウモンが暮らす庭。
数年前から、自宅の庭でツマクロヒョウモンの実型がみられるようになりました。 もともとは暖かな地方の蝶なのですが、地球の温暖化と、餌としているスミレ・パンジーなどがどこのお宅の庭でも植えられるようになったからだと思います。
この画像は、2012年の8月9月に撮った写真で、この時には蝶になってから、あまり時間が経っていなかったようで、私の手にとまって、どこにも行こうとはしませんでした。 庭には、塩尻の知人から頂いたスミレが植えられていて、毎年ふえっずけています、根がゴツゴツとワサビのような感じで増え過ぎて、だいぶ抜き取ったのですが、まだ残っています。この蝶を見た時に、それまだは見たことがなかったので、調べてみるとツマグロヒョウモンだとわかりました。宿根草の中でもスミレは、とてもよく増えます。いろんな宿根草の花を見たくてスミレを抜くエキナセア・クレマチスの数を増やしたので、残っていると言っても以前よりは減ってしまったスミレ
一昨日、クロモジの木の下のスミレの葉の上にいるツマグロヒョウモンの幼虫を見つけました。黒のボディーにオレンジ色の縦ラインがあるので、すぐにツマグロヒョウモンだと分かりました。 毛虫はともかく、蝶の幼虫をさわるのは平気なので手の平に載せても大丈夫です。
今朝見た時には、ひと株となりのスミレの葉の上に居ました。 右側の写真は半分葉が無くなってしまった一昨日乗っていた葉なので食べてしまったのでしょうねまだ他にもいてくれると思いますが、もうしばらくすると蛹になり来年の庭で飛ぶ姿を見ることができます。 生き物は好きなので、今年も庭での消毒は一度もしていません、消毒をしてしまったら、ツマグロヒョウモンのような生き物も死んでしまいます。 庭は木や花が主役のように思えますが、その場所で暮らしている生き物も大切です。