眼でも楽しめる 草如庵の料理

草如庵の料理は見るだけでも楽しめる料理です。 料理が出てくるまでの間、どんなものが出てくるのかワクワクと期待しながら待っています。 中でも八寸と土釜ご飯は楽しみになっています。

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今回行った3月の八寸です。 冬季で作られた台の上の真ん中にろうそくを和紙で巻き、ほのぼのとして灯りが優し手気持ちにしてくれます。3つの小鉢に料理が入り、毎回枝が添えられていますが今回は薄いビンクの花を付けたばかりの枝が添えてありいかにも春らしい感じを演出しています。

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料理が運ばれて来たときに、料理の説明をしてくれますが、食べている間に忘れてしまう事がほとんどです。どこ小鉢にも葉ものがありフキノトウの天ぷらのにぎりは初めて食べてみました。 毎回新しい発見もある草如庵の料理は、おとずれるお客様の事を良く理解してくれているのだと感じます。 昼間は二組、夜は三組で多くても一日五組限定の食事何処で、リピータ客が多いと思います。私もその中のひとりですが。 すっかり草如庵の魅力にはまりファンになつています。

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土鍋ご飯は、グリーンピースと昆布で黄身のそぼろで色鮮やかになっていました。一杯・二杯・三杯食べましたが、三杯目は窯の底にこびれ着いたおこげが丁度いい感じに炊けていてサスガだと感心させられます。 一緒に行った嫁さんも二杯食べたので五杯分はお釜の中に入っていました。 調整できるといいのですが、美味しいのでつい残さずに食べるものだから、いつもお腹がいっぱいになって帰ります。

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八寸とご飯の他の料理は、最初に出てきた白菜のポタージュにアサリが入っていてポタージュにあさりの塩気があっていました。 白菜のポタージュも初めてです。 椀物はさすがと思える汁の中に金目鯛にウルイと山椒の葉が添えてあり、金目鯛の下には海苔のシンジョウがあったのですが、海苔の入ったお持ちのような香りがして美味しかったです。焼物は北海道のサクラマスと春筍、柔らかいのにシャキッと歯あたりの良い筍、細く千切りにされていたのがセロリの酢漬けですが酢の味が強くなくこんな食べ方があるのかと感心しました。一緒に添えてあった柑橘しはじめて聞く名前でしたが忘れてしまいましたレモンのように搾って掛けてサクラマスを頂きました。

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炊き合わせにも魚がありました、アイナメだったか、いちばん下には長芋を素揚げしたものがありアツアツ何種類の野菜が乗り大きくしっかりしたきくらげも良かったです。ごはんと一緒に出てきた漬物デザートは小倉のムースでした。 今回の予約をするときに四月分も予約を入れました。 なかなか予約が取れないので、早めにと思い。

今年は、十二月まで毎月行けると嬉しいのですが、がんばつてみます。