大晦日の手打ち蕎麦

正月の、予定が決まったのが年末が近づいてからの事だったので、宿の予約をするのに苦労しました。 東京で暮らしている巣子が帰郷できると連絡が来るまでには、予定を立てづらかったからです。 地釜の温泉宿は予約でいっぱいになっていて、毎日、パソコンで予約状況を調べていました。 運が良く、何とか一週間前ぐらいに美ヶ原温泉のすぎもとの空が出て、大晦日は すぎもとに行きました。

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31日の朝は、普段より早く目が覚め、6時半ぐらに窓を開けると、空にはまだ次が残っていて、クリスマスの頃には満月だったのがだいぶ欠けていて撮ってみたら、月のクレーターも写っていました。

チェックインする時間には宿に到着して、温泉にゆっくり入り午後5時から、すぎもとのご主人が手打ち蕎麦を打つ様子を見学させてくれるので見に行きました、以前にも見たことがありますが蕎麦好きなのでしっかりと見せてもらいました。

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そば粉100%の粉を氷の入った水を含ませてそば粉に空気を入れるような感じで煉っていきます。

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この作業を繰り返している間に、だんだん団子状に固まってきて、最終的にはひとつ固まりに。

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大きく丸くなった蕎麦の固まりを台の上に移し、手でマルク伸ばして、今度は、麺棒を使いさらに伸ばしていく。

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丸く伸ばしているのかと思うと、だんだん四角になっていき、何本もの麺棒を使いかなりの大きさにした。

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大きく伸ばしたそばを重ねてたたんで、そば切り包丁で切り、全部きり終わり完成でしたが、一時間近くの作業に力を込めて蕎麦打ち作業をしたご主人、夕食の時に、追加料理ですが、地元のそば粉を使用してそば粉100%のひきわり蕎麦を一味・塩・大根葱などの薬味を使いいただきました。 作業工程を見ていたので、この晩の蕎麦はとても美味しく感じました。

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