田中本家の紅葉
金曜日の朝、新聞を見ていた嫁さんが、目覚ましテレビで、須坂の豪商の館、田中本家の中継がある事を
見つけたのですが、残念な事にテレビは見ていません、田中本家には何度も言っているのですが、春・夏が
多く、秋には行ったことがありませんでした、中継された庭にも何度も行っているのですが、立派な松と、池が
あった事は覚えているのですが、紅葉があったのかどうかは覚えていません、お昼になって田中本家に
食事に行き、庭も見る事にしました。
殿様が召し上がった「やまどりのお雑煮」を注文しました、これは、田中本家に伝わる江戸時代の古文書
に須坂藩の殿様に出された山鳥の雑煮を再現したものだとか、お椀の中の具と沈んでいるお餅ふたの
間に山鳥のお肉がふたつ挟まれていました、汁も美味しく頂きました。
以前、食べた時は、雑煮とデザートだけだったと思いますが、品数とメニューが増えていました、おこわ・サーモン・
デザートは葡萄のゼリーでした。
嫁さんは、山菜栗おこわ膳を注文、山菜栗おこわ・季節の味噌汁・ニジマスの甘露煮・ひろうすのきのこあんかけ・
と言った感じです、田中本家の食事何処からは、敷地内に三カ所ある庭、春の庭・夏の庭・秋の庭のうち夏の庭が
見る事ができます、庭の中央に流れる小川には依然イワナが泳いでいました、大きなシャラの木(夏椿)があり
花の咲くころには、散った花が庭を真っ白に変えてしまうほど見事なシャラの木です。
食事をしてから、中継された秋の庭に移動です、庭に入ると見事に紅葉したモミジが眼に飛び込んできました。
見頃は一瞬間前だったとかで、紅葉が終わりかけている葉もあるのですが、それでも見事です、池の奥にあるモミジ
は、松などの周りにある緑の木に囲まれることで、より見事に見えていました。
ムラサキシキブがウメモドキが赤いモミジに黄色のモミジ秋の庭と呼ばれているのは、色鮮やか庭を見て呼ばれる
ようになつたのか、池の縁に四季咲きのカキツバタが咲いていました、四季咲きなのでこの゛気に咲いていても
不思議ではないのですが、この時期にはあまり見かけないので、少し驚きました。
入場する時に三日間ライトアップされ、無料で見学できると書いてあったので、会社が終わってから、もう一度
向かいました、夜の田中本家の秋の庭に
ライトアップされた庭は昼間の様子とはまた違い魅力ある庭でした、暗い夜の庭に浮かびあがるモミジは凄い
テレビ局の人達が取材に来ていました、三脚にカメラを持った人が数人いて、デジカメはおそらく私だけです
左側の写真は、池に映っているモミジです、池に映ったモミジは昼間よりもズット綺麗右側の写真は、下側が
池です、こんなに素敵に見えるのに、人が少ないのにも驚きです、まだ、それほど寒くは意から、ライトアップ
された庭を見るには良いと思うのですが、土曜は一日雨降りだったので、訪れた人も多くはないのでしょうか
また、来年ですね。