カテゴリー: エクステリア施工例
タカショー「デザイニングスポットライト」のご紹介
夜間の演出や防犯対策に照明を入れるとワンランクアップしたエクステリアを作る事が出来ます。
今回は松本市でタカショーのデザイニングスポットライトを取り付けさせていただきましたのでご紹介させていただきます。

植栽スペースの中にスポットライトを配置しています。
奥行きがあまりなく背の高い樹木を植えられないためライトで演出をさせていただきました。
通常のスポットライトにデザイニングフィルターを被せて写真のようなきらめくような演出ができます。

こちらのデザイニングスポットライトにはフィルターが2種類あります。それぞれ壁に照らしたり軒天井に照らしたり工夫が出来ますが、角度の調整で上下のように表情も変化します。

こちらは同じくタカショーの「グラフィックスポットライト」の画像です。
こちらは壁に移すだけでなく、下から軒天井に映したり、逆に上から地面に模様を映したりとアレンジがいろいろできそうです。
その他に、カラーのフィルターもあるので夜間照明に色を入れたい場合に使う事が出来ます。
今回は個性的な照明のご紹介でしたが、照明にもいろいろな商品がありますので夜間の演出をご検討されてみてはいかがでしょうか。
展示場の小端積み
トレドの前をよく通られる方はお気づきかと思いますが、只今展示場の小端積みをトレドの職人さんたちがせっせと造っております。
今回使用したのは、岐阜県の花崗岩「気良石(ケライシ)」で、少し赤味がかった優しい雰囲気の石です。ゴロゴロと大きい気良石が並んでいますが、この石を大きさや形、厚みを見て上手に組み合わせていくのです。大きすぎる石や、形を整える時は右上の写真の様な道具を使って調整していきます。
作業を見ているだけの私は心の中で「テトリスみたいでおもしろそう…」とか思っていますが、実際にはうまくかみ合う石を見つけ、合わなければトンカチで少しづつ割って…とすごく地道で大変な作業です。ちなみに写真に映っている鉄筋は、もちろん亜鉛メッキ鉄筋です。
上の写真は作業中の写真ではありませんが、もうここまで積まれています。
大きい石から小さい石、厚いもの薄いものとバラバラな石でも組み合わさってキレイに積み上がっていきます。
今日ふと見てみると数カ所ぽつぽつとくぼみがあるのを発見しました。配線が通っているので、照明が付くんですね!絶対合うと思います。
気良石が載っているカタログには、「どこか古びた印象が漂い、懐かしさと品の良さを感じさせる庭を演出します。」と書いてありますが、どんな風に仕上がるでしょうか!とても楽しみです。きっと植栽ともすごく合うと思います。
乱貼り石と樹脂舗装のアプローチ
道路から玄関までのアプローチは家を演出するなかで重要なポイントとなります。
アプローチで使用する素材は色々ありますが、今回は乱貼り石と樹脂舗装を組み合わせたアプローチをご紹介します。

こちらはできたてホヤホヤの現場でまだ植栽がありませんが松本市で施工させていただいたアプローチです。縁にレンガを使用し、イエロー系の薄い色合いの乱形石を貼りつけ、残りのスペースに樹脂舗装を施しています。
樹脂舗装とは天然石の砂利を樹脂で固めたものです。
縁のレンガを2色交互使いにしていますが、レンガの薄い色が乱形石の色に近く、レンガの濃い色が樹脂舗装の色に近くなっているのでバランスよく仕上がっています。
もう少し暖かくなったら植栽を植える予定なので更に雰囲気がよくなると思います。

こちらも松本市で昨年施工させていただいた現場です。
道路近くを乱貼りにし、玄関近くを樹脂舗装にしています。
樹脂舗装には必ず縁となる物が必要になりますが、こちらはピンコロ石を縁に使用しています。
道路から玄関までの間を楽しみながら歩けるようにできるといいですよね。
是非ご参考にされてみてはいかがでしょうか。
高低差がある土地でのエクステリア
今回施工させていただいたエクステリアの紹介になります。


Y様のお家は道路より設計GLが低く、土留めが必要でしたので、今回は浅間石による土留めを施工しました。土留めを1ヵ所だけにしてしまうと高さも必要になりますし、何より圧迫感が出てしまうので、下の写真の様に数段に分けて、自然で奥行きのある風景にしています。職人が一つずつ石の向きを見ながら丁寧に積み、仕上がりました。ここにいずれ植栽が入った時はとても素敵になると思います。


道路から玄関ポーチに向かって下がっていますので、ステップを作りました。シンプルなコンクリートステップには蹴込みがあり、蹴込み下にはLEDライトを仕込んでいます。ステップが浮き上がったように見え、立体感が出ました。三協アルミのジーエムlightもいいアクセントになり、シンプルなのにかっこいいアプローチです。


門柱はY様こだわりの素材を使用させていただきました。小端積みの重厚感ある門柱に仕上げたいということでお選びいただいたのは、INAXラグナロックデラノクリフⅡという種類になります。小端積み特有の起伏と本物さながらの色味で、高級感がすごい。小端積みに合わせた表札やポスト、宅配ボックスもお客様のこだわりのシンプルなブラックカラーでまとめています。


お庭側にはすでにかっこいいタイルテラスがあり、その周りを囲むように荒倉ゴロタとフェンスを施工させていただきました。ゴロタ石は曲線を描く様に優しいラインで敷きならべ、その中に樹脂フェンス「アルファウッド」を設置。アルファウッドは、腐らず強度があるのはもちろんですが、木目の凹凸もしっかり再現された板材で、本物の木そのものです。テラスから広がる砕石は錆砂利を使用。お客様のイメージを再現した素敵なお庭になりました。

全体のご計画として、最初にご来店いただいた時から、Y様のご希望されている外構イメージがとてもまとまっており、ご希望に添えるよう詳細をお打合せさせていただいた現場になりますが、Y様からは「”こんなイメージにしたい”という要望を全て的確にくみとってくださり、理想を通りこした出来栄えにしてくださいました。」というありがといお言葉をいただき、大変嬉しく思っております。Y様、施工中はたくさんのお心遣いをいただき誠にありがとうございました!