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ガラスの見え方
トレドオリジナル商品で土間コンクリートや門柱に埋め込んだりと人気の「ニューカットダル」は
型にガラスを流し込んで作られた商品ですが、以前は一枚の大きいガラス板を専用のトンカチで割って
作られたものでした。私はガラス板を割る作業をしたことはないのですが、
聞くとコツがあってなかなかきれいに割れないそうです。
この写真のガラスは以前手で割っていたガラスのかけらを何色か集めたものです。
型に流し込んで作られたニューカットダルのように表面が滑らかなのももちろんキレイですが、
不規則に割られたガラスは光を通すと水の中みたいに光の影が揺れているようで、見ていると癒されます。
少し前にブログで紹介した「ジクウEXパネル」もガラスの表面にシェル状の凹凸があるので
見る角度や光の当たり方で見え方が変わってきます。建物の壁にライトでガラスの光を当ててあげると
暗闇にガラスの色が浮かびあがって夜でも庭を楽しむことが出来ます。
カウンター上のオリジナル商品。
今日、ジクウEXパネルの写真撮影の為に本社に行ってきました。
林業笠原造園(株)の受付カウンターの上に、クリスタルグリーンで造られたガラスブロックサインが置かれていました。
ガラスブロックの表面にサンドブラストで文字を彫り込み、文字部分に色を付けて仕上げますが、トレドがガラスブロックサインを作り始めた頃は、サイン・表札メーカーでのガラスに彫られた文字の色付けを、焼付塗装でおこなっていてた為に中が真空になっているガラスブロックでの作業は難しく、ガラスブロックでのサイン・表札はあまりありませんでした。 そこで、いろんな工夫を考え焼付塗装ではなく完成させる方法を見つけてから、たくさんのガラスブロックサインを自社の作業場で制作して、現在も、制作する体制が出来ているので作っています。 一緒に置かれているカットダルも当社オリジナル商品のひとつです。カラーは14色ありますが、その一部の色が置かれています。
ニュースタイル門柱。
まだまだ、いろんな可能性のあるエクステリア。
トレドは、メーカー・問屋さんからのエクステリア商品だけではなく、自社で、お客様に喜んでいただける事がないのかと、新しいエクステリアの商品開発をショップをオープンさせてから常に考えて進めています。
それは、他と同じものでは満足が出来ず、オリジナル性を求めているお客様が多いからです。
長野の市場にある本社前の道路沿いに造られたニュースタイルの門柱です。カットダルに名前を彫り込んだサインは、当社オリジナルで、花の形に加工したカットダルを三か所貼りつけて、ジクウEXパネルを取り付けた門柱です。門柱下地に積んだブロックの側面に固定して取り付けています。
ジクウEXパネルは、ダル板を加工して樹脂で固めたものです。左側が門柱の裏側からみた感じでパネルが取り付けられているブロックに少しダルガラスの色が写っています。 正面から見ると貝殻のように「シェル」加工されているのが分かります、シェルを作ることでパネルに当たる光が綺麗に見えきます。貼りつけた花の形をしたカットダルも同じダル板で加工したものです。
デザイン・サイズは、いくらでも対応する事ができますが、今回は、この形のパネルをブルー系・グリーン系・暖色系の3タイプ作ったので、明日以降に、また紹介させて頂きます。
パネルの取り付け方法も幾つか検討していて、金具を使いブロック壁から少し離しての施工を明日します。新しい物を誕生させるのは大変な事も多いのですが楽しみも多いです、また、そこから変化して巾広いものになっていくのもエクステリアの魅力です。