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カットダル ピュア
国産で作った厚板ガラスは、全部で14色
グリーン・ライトグリーン・リーフグリーン・インディゴブルー・ブルー・スカイブルー・オーシャンブルー・アズールブルー・アンバー・シャンパン・パープル・ピンク・レモンイエロー・レッドです。
色の名前を付けるのも思っていたよりも大変で、中でもインディゴブルーは藍色の事なのですが、英語で藍色は
もともと無い様で日本独特の色の様です、リーフグリーンは葉のイメージの色です。
日本のガラス技術は優れていて調合していろいろな色を出す事が出来るのですが、ガラスの厚みで見え方が
変わって見えます、新色を使用して展示場に施工見本を作りました。
直径60cmのサークルを14色全色使用して、外側に単色で5個づつの色を使い花火のイメージですが
どうでしょうか、ガラスの色はいつまでも変わる事無く綺麗なままでいてくれます、カットダルの大きさは今までと
同じ約5cm×3cmなのですが、厚みは約18mmと今までよりは薄くなっています、この厚みは私がお願いして
作ったのですが国産の厚板ガラスを割るのにこの厚さが限界です、これ以上の場合は上手く加工ができません。
もうひとつ作った模様は、インディゴブルー・グリーン・シャンパン・ピンクを各12個づつ使用してハートを4個
集めて四つ葉のクローバーのつもりですが 見えますかね、カットダルは並べ方を工夫していろいろな
デザインが出来ます、自分だけのリジナルデザインも可能です。
カットダルは、施工する前にひとつずつダルの表面に布テープを貼り付けます、コンクリートを打ち込んで
一度コテで押さえてから、カットダルをコンクリートの上に並べていき、模様が出来たら押さえたり・叩いたりして
コンクリートに押し込んでいきます。
カットダルを埋め込んだらコンクリートをコテで均していきます、この時にダルをコテで均しても布テープが
貼ってあるので傷付ける事はありません、朝一番にコンクリートを打設していれば、夕方には布テープを
剥がします、後はカットダルの表面に付いた汚れを取り除いていきます。
施工後、目線を低くして見てみたら、小さなカットダルの表面に廻りの景色が写っているのに気づきました
ガラスで出来ているので当然の事なのですが、新しい発見をしたかのように嬉しくなりました。
自分色のエクステリアが見つかると良いですね。
新しいカットダル
ステンドグラスの厚板(18mm?25mm)のカットダルはアメリカ製フランス製のものが国内に入ってきていますが
アメリカ製のダル板300mm×200mmの大きさをハンマーで割って小さくしたものをコンクリートの床を埋め込んで
アプローチ・駐車場のコンクリートの床のアクセントに良く施工しています、コンクリートの床を綺麗に見せる
方法が幾つかあります 天然石を貼る ステンプで形押し ステンシルで模様付けなどいろいろあります。
toledoではオリジナル製の希望を叶える為にカットダルを勧めることがあります、いつまでも同じ色で輝くクリスタル
無機質なコンクリートに埋め込むと素敵です。
アメリカ製のダルを埋め込んだ現場です、カラーを12色使用しています、赤・黄・緑・青いろいろな色を混ぜて
埋め込む事が多いです、最近円高にもかかわらずなかなかダル板の入荷がありません、昨年までは年に数度
あった入荷が今年はまだ一度も無くダル板の在庫が不安定なので入荷するのを当てにするのでは無く
国産で作ってもらうことにしました
カレツトの色を参考にさせてもらい輸入品のダル板と同じサイズで厚みだけは約18mmに仕上げてもらう
作って貰いました、国内では厚板のガラスを作ってくれるところが無く無理やりお願いしました
厚板のダルを割ってコンクリートに埋めて使用すると言ったらビックリしていました、綺麗に作ったものを
わざわざ割って使用するとは
昨日、お願いしてあったカラーのダル板が揃ったのでさっそく割ってみました、国産の物は輸入ものと比較して
気泡も少なく綺麗なクリスタルに仕上がっています
割ったダルをお店の駐車場のコンクリートの上に置いてみました、厚みを18mmに揃えたせいか
カレツトの色より薄く見えますが、輸入ダルと比較すると透明感が良いです、色は調合する事でいろいろできる
のですが、とりあえず今回はこの11色で施工していきます、新しい色のカットダル
ピンク・パープルを加えてブネーの色も増やしました、来年になればこの新しい色のカットダルで
施工された現場が見られると思います。