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さくらせんてい
長野市若槻にある桜並木の剪定です。地元さくらの会で大事にされているソメイヨシノ。ですが限られたスペースの緑地に植栽されているので、民地や道路側へ枝が張り出してしまいます。サクラの木は大きく伸びるため剪定が必要です。大きくなったサクラの木は管理がより難しくなるだけでなく、病害虫被害にあうリスクも高まるので、狭いスペースでは定期的な剪定を行うとよいと思います。
作業中の写真です。サクラの剪定は落葉時期に行うのが基本的で、ひこばえ・絡み枝・枯れ枝を落とし剪定後の切り口にバッチレートを塗布してゆ合を促進します。
現場をY君にお願いしました。入社二年目です。慌てず焦らず安全第一で!
黒板落としたり⁉ かなり慌ててます。
完成現場
昨日の雪で腰と背中と腕がバキバキな本日のブログ担当です。
一時期、新潟県の豪雪地帯で有名なとある市に住んでいたので、そこそこ雪かきは慣れっこです。
でも、慣れっこなのと、雪かきが好きなのと、雪かき後に体がバキバキになるかならないかはまた別問題です。
ですが、今年は現場の職人さんが毎日のように雪かきをしていると思うと文句は言えません。体がバキバキでも頑張ります。
さて、先日完成した現場の撮影にお伺いしてきました。
ご家族様の思い入れの樹木がたくさん植わっている、素敵なお庭です。
昨日は水分を含んで重たい雪だったので綺麗に枝に雪が付かないとの事でしたが、こうして葉の無い時期の落葉樹を楽しめるのは雪の降る地域だからこそですね。
こちらは別日に2階から撮影させていただきました。
お隣との境に高い壁があるのですが、壁には今回の工事で新しくお入れしたイロハモミジやヤマボウシのシルエットが映り込んでいます。
お客様とは春には既存樹木の移植をして、夏ごろお庭の中に園路を作る2期工事の計画しています。
既存のバラアーチも移設、1期工事で設置したYKKのエスパリアフェンスとバラをはわせていくので、さらにお庭が華やかになると思います。私も今から楽しみです。
こちらは玄関側のシンボルツリーのシャラです。
車を停める兼ね合いで縦方向に成長しやすいシャラを選びましたが、ライトの当たり方で印象のある景色になりました。
また、今回の施工後にお手紙も頂きました。
なかなか施工後にお客様のお声をお伺いする機会がないので励みになります!
ありがとうございました!!
職人の技術
先週の続きで「真島のクワ」の仕上がった写真です。
道路側の幹が大分痛んでいて枯れ枝が多く取り除いたので少しすっきりしていますが、右側の幹から若い良い枝が伸びてきているので生かしていけそうです。先端を止めずにバランスのよい自然樹形に仕上がっています。もう少し暖かくなって雪がなくなったら根元周りの土壌改良、樹勢回復を施工する予定です。
次は三本柳中央公園 シダレヤナギの剪定です。
三本のヤナギがシンボルとなっている公園で、地元の方に話を聞くと植えてからまだ30年ほどしかたってないとのこと。ほんとにヤナギは生育が早く水辺などに植えられますが乾燥地でも育ち環境適応力は高いです。根が浅く強風で倒れやすいので今回上部を軽くするために剪定を行いました。
剪定後の写真です。決してぶつ切りにせず切り返して剪定してます。全体的に見ると三本で一本の樹木になるような感じの仕立て方、枝がラインが良い方向にむきかたさがなく、自然な感じです。植木職人一筋で何十年もやってきた熟練の技です。