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ロシアンオリーブに実がなりました
トレド長野店の店先にはロシアンオリーブが鉢植えされています。
今日なんとなく木を眺めていたらぽつぽつと幹の辺りに実が付いているのを発見しました!
「ロシアンオリーブ」という名前から、あのオリーブの実を想像されるかと思いますが、この木は別名「ホソバグミ」「ヤナギバグミ」と呼ばれるグミ科の木です。
春には小さな薄黄色の花が咲き、秋には写真の様に赤くてぷっくりした可愛い実が付きます。集合体が苦手な私は、この実の模様を近くで見てちょっとゾワゾワしてしまいましたが…。
ちなみに実は一応食べることができるということで、Nさんが試しに食べたそうですが、渋くてとても美味しいものではなかったようです。調べてみるとジャムに加工されている方も居るそうで、やっぱりそのまま生で食べるものではないみたいです!
ロシアンオリーブの特徴としては、日当たりのいい環境を好み、病気になりにくく乾燥や寒さにとても強く丈夫で、育てやすい樹種となっています。
成長が早くよく伸びるので、形をよく保つには定期的に剪定が必要です。すぐ伸びて剪定の練習にも使われるくらい萌芽力が強いので、実際に地植えする場合は、剪定が苦にならないか、日当たりが良く広いスペースを確保できるか、という事も念頭に置いて検討した方がいいかと思います。
シルバーの葉と、季節ごとに花や実を楽しむ事が出来るとても素敵な樹種ですので、シンボルツリーとして取り入れてみてはいかがでしょうか
シンプル外構
シンプルなお庭が完成しました。
今回の外構のテーマはシンプルでローメンテナンス・お庭の中でBBQやボール遊びがしたい。というテーマで設計・施工させていただきました。
まず、シンプルに外構をまとめるにあたって3色の色でまとめました。ブラック・グレー・グリーンです。カーポート・フェンスの柱をブラックにし、植栽帯には浅間山の溶岩石ガロックを敷き詰めました。フェンスの板材はF&Fのマイティウッドデコのアッシュグレーにし建物の外壁に合わせ統一感を出しました。
植栽には、カマツカ・ブルーベリー・ウワミズザクラ・黒文字・ジュンベリー・ベニバナサラサドウダンツツジ・アオダモ・マフォニア・ムラサキシキブなどの樹木を組み合わせ、風に吹かれてゆらゆらと優しく感じられる植栽を心掛けました。下草にはセキショウ・ギボウシ・フウチソウ・イワナンテン・ヤマシャクヤク・スナゴケなどでしっとりと仕上げてみました。お客様のご協力により水管理もしっかりやっていただきありがとうざいます。
玄関へのアプローチとウッドデッキ前には300×600の板石を据え付けました。カルムぺイブ クラリーグレーを採用しました。
コンクリート製品で表面がざらざらしているので冬でも滑りにくいと思います。また、ウッドデッキのスペースとしてはBBQなど庭で楽しむ場所として設計しました。ウッドデッキに腰掛けたり、カーポートの屋根の下でくつろいだりしながら人工芝を貼った庭で子供たちが遊んでいる姿を見ていられるスペースになればいいなと思います。
マイティウッドデコで道路からの目隠しとボール遊びができるようにフェンスを用意し、人工芝とフェンスの間には植栽帯を設けガロックでいいかげんに(いい加減に)仕上げました。不自然にならないように並べていきます。
玄関ポーチ内の壁にディーズサインK-01を設置しました。グレーの壁にゴールドのサインの相性バッチリですね。
夜にはポーチ天井からダウンライトの光で外壁にサインの影が映るのも趣があると思います。
植物にもライトアップしています。植物の影が外壁いっぱいに映り面白いですね。インパクトがすごいです!
道路側からの目隠しもばっちりです!
違う現場では、植物のメンテナンスをしました。
5年前に施工させていただいた現場になります。ポストの前の植物が大きくなりすぎてポストが使いにくく また、ガラスパネルのジュエルガラスも見えにくくなっていました。下草のワイヤープランツも良く伸びていたので今回のメンテナンスでは思い切って剪定しました!
駐車場への通路もいい感じなんですが少し歩きにくいなと思いすっきりと整えました。
メンテナンス後の画像です。
植物は大きく伸びていきますが剪定方法があるのでいくらでも若返らせることができます。また、大きくしなやかに育ていく方法もあるので樹木に合わせた剪定方法が必要になります。
メンテナンスのご用命ありがとうございました。
山林樹木の魅力
先日野外活動のため長野市で行っている森カフェというイベントに参加してきました。
森林とふれあう機会という事で、どきどきわくわく。
まずは子供も大人も焚火や食事を遊んだ後、森の中を探索し、木々と触れ合ってきました。
ガマズミやクサギ、ヤマボウシなど森の中で生育している樹の樹形はとても美しく、感動しました。
低めの枝に手を伸ばし、においを確かめたり、花や葉を間近で観察したり、樹木にとても知識のある職員の方にガイドしていただき、「ミズキとヤマボウシはよく似ているけれど、ヤマボウシの葉の先端は少し尖っているので、葉を見たらどちらの木かわかるんだよ」などの教えや、樹木の枝葉でつくる飛行機の遊び方など、子供も大人も一緒になって楽しく森を探検する体験ができました。山に囲まれた長野に住んでいて、こうやって自然と触れ合う機会が身の回りに多いことに感謝です。
個人的に今回の探索で一番美しいと感じた樹木は「エゴノキ」でした。
花の咲く時期が梅雨の時期と短いのですが、白のベル型の花がたわわに実っている姿を見れて嬉しかったです。
皆さまの外構のお庭の計画で、ぜひご提案させていただきます♪