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おススメの植栽
先日、Y樹木医に植栽工事の相談をしました。社内に植栽のプロがいるのはとても心強いです。
トレドでは多年草と一年草と組み合わせての植栽を行いますが、今回は長野市内で比較的日当たりが良い現場でのおススメの植栽を教えてもらいました。
プラティア スターラベンダー。ブルーの小さく可愛らしい花が咲きます。
ワイヤープランツ。ハンキングバスケットで育てるのも人気ですよね。
ツルマサキ。こちらは斑入りなので、お庭が明るくなります。
ヒューケラ。こちらはオブシディアンという種類です。
こちらは同じヒューケラのキャラメルです。
ヒューケラはグリーンから、赤、パープル、イエロー、シルバーなど、葉の色がバリエーションに富んでいて、選ぶ葉色によってはお庭の雰囲気をガラッと変えることが出来ます。
セファランサス ムーンライトファンタジー。ポンポンのように丸い花が咲きます。(といっても実物を見たことが無いので、一度見てみたいです)
植栽には日の当たり方や、風通しによって、同じ市内でもおススメ出来るもの、出来ないものがあります。
また今回ブログで紹介したのは下草がメインでしたが、例えばシンボルツリー。インターネットで『常緑樹』『シンボルツリー』と調べると、シマトネリコや常緑のヤマボウシなどもヒットしますが、長野では冬を越せないのであまりおススメ出来ません。
植栽の他にも、石やタイル、レンガなども寒冷地には向かないものもありますので、特に県外の会社さんでおススメしているものでもトレドではおススメ出来ないという場合もありますので、まずはご相談くださいませ。
植生研修
弊社には「RINKASAIZM」といって社員が会社の運営に参加するシステムがあります。6種類の内容に分かれていて、全員がそのどれかに所属してこんな会社になりたいということを考えて、行動していく集まりです。今回はその中の「環境」と「ヒューマン」が共同で計画を立てて、自分たちの生活地域の植生調査も兼ねて、須坂市にある「米子大瀑布」に行ってきました。樹木医2名も参加して、登山道に生えている植物の説明など聞きながら、滝をめざして歩きました。樹木の名前を言ったりして、知識を深めます。地域の植生を知ることで適した樹木も勉強できます。長野県でも北信や中信・東信などでは適さない樹木や植物もあります。お客様はインスタなどの写真などでイメージして、外構に入れたいとご希望されることもありますが、寒さに弱い樹種もたくさんあります。外構のご提案をする場合、そういった知識も必要になるので、覚えることがたくさんあります。
これは大変珍しいとか、これは絶滅危惧植物に指定されているとか、普通に滝を目指して歩いているだけでは、見逃してしまうようなものでも、さすが樹木医!すぐに見つけます。マイナスイオンをたくさん吸い込んで、とても有意義な一日でした。
アメリカンテイストを取り入れた外構
5月に松本市で完成した外構のご紹介です。
お客様のご要望でアメリカンテイストを取り入れさせていただきました。
オープン外構で芝生を広範囲で敷き、敷地境界にはアメリカンフェンスを設置させていただきました。
開放感があるつくりに大きなシュロを1本入れていて、差し色として赤いポストを設置しています。
臨時駐車場と菜園には枕木を使い、更に門柱には枕木調の擬木を使って統一感を出しています。
8月に入ってから写真の撮影をしにお伺いしたのですが、お客様がアメリカンフェンスにプレートを取り付けていて更に雰囲気が良くなっていました。
また、芝の手入れを丁寧にしてくださっていて青々と成長した芝と青い空のコントラストがとても綺麗でした。
ライトアップもシュロの木が映えてかっこいいです。
門柱前にはマリンライトを設置したのですが雰囲気がとても合っていると思います。
完成してから数か月経って様子を見に行った時に植栽が根付いて成長したのを確認すると、「やっと完成した。」という気持ちになります。
また、お客様が植栽の世話を丁寧にしてくださっていて、とても嬉しく感じました。