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林業笠原造園株式会社では、マツ、サクラ、イチョウ、スギなど、菌根菌を使った樹勢回復をしています。治療本数も300本を超えています。樹木医を中心として樹木医のグループの方々や松本微生物研究所さん、また専門の先生方、色々な方面の方々と一緒に樹木の樹勢回復を試行錯誤しながらやってきました。何年か前までは、個人邸の樹木や神社・仏閣などの依頼が多かったおですが、最近では天然記念物の樹木や重要記念物など、公共性が高いもの優先的に治療していますので、なかなか個人邸の樹木の診断・治療に行けません。

樹木医グループでは定期的に勉強会を開き研究発表や意見交換などをして技術を向上させる努力をしています。また、地域の住民の方への説明会や勉強会なども積極的に行っていて地域に貢献しています。

トレドのお庭造りは、シンボルツリーだけでは終わりません。シンボルツリーの根元や浅間石の間など必ずといっていいほど下草を植えます。下草は樹木の引き立て役となり、下草を植えることで全体がしっくりくるからです。また、下草には真夏の直射日光や西日による地面の乾燥や地温の上昇を防いてくれます。下草は少し地味な印象がありますが、宿根草を選らぶと手間がかからないうえに年々株が成長してボリュームがでてくるので、一年草にはない見ごたえがあります。下草についてはお任せいただいていて、樹木医や職人さんのセンスや現場の気象条件、外構や住宅とのバランスなどを考慮して何を植えるか選定しています。

トレドのオリジナルアイテムを使用した門柱です。特殊塗装で仕上げたＨ鋼に、オリジナル商品のジュエルグラスを挟み込み、門柱に仕上げています。

夜になって照明がつくとまた違った表情をみせる門柱になります。

Ｈ鋼の表面の取り付け隙間にオリジナルのリコストーン（ガラス玉）をいれた施工現場です。メーカーの商品を使いながらどこか少し他にないものを使うと外構のイメージが変わります。エクステリアは自由な発想でデザインができるので、お客様がどんな外構にするか悩みながら、また楽しみながら打ち合わせをしている姿を見ていると私たちもワクワクしてきます。

新築のエクステリアをお考えのお客様や今ある外構や庭のリフォームをお考えのお客様、様々なお客様がご相談にいらっしゃいます。先日完成したリフォームのお客様は、駐車スペースを広く取りたいというご希望と、御影石の外塀が崩れる恐れがあるので、変更したいというご希望でした。お孫さんのご意見やおばあさまのご意見がそれぞれあるので、なるべくそれぞれのご意見を取り入れてご提案させていただきました。

駐車スペースを広くとるために、お庭にある大きな松を伐採します。塩や清酒でお清めをして丁寧に伐採させていただきます。お庭の既存の石水鉢を移動して、工事がおわったら戻します。

今までのお庭のイメージを残しつつ、駐車スペースが広くなったことで使い易くなりました。また外塀の樹脂フェンスの下部に御影石を使っていますので、両方の意見が反映されています。今後人口が減少してくると、新しく新築で住宅を建てる件数が減ってくると思いますので、このようなリフォームが増えてくると思います。

12月に入り、クリスマス、お正月とイベントが続きますね。ながの緑育協会には「花と緑そして人を育てる講座」があり毎年4月から翌年の3月まで月に1回で年12回の講座があります。12月はクリスマスクラフトの講座でゴールドクレストやコニファーなどを使いテーブルを彩るクリスマスクラフトを作ったそうです。

クリスマスらしい赤を入れることで華やかになりましたね。毎年講座の内容を企画している樹木医のＹ女史、企画することが好きで常に新しいことを考えているバイタリディーあふれるＹ女史をいつも尊敬しています。