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デザインガラスのおすすめ
サインやデザインを施して門柱に組み込んだり、駐車場のコンクリートやアプローチに埋め込んだりと
人気のガラスブロックやカットダルですが、字体やデザイン以外にも彫り部分の仕様も選べます
これはカットダルに一文字ずつ彫りを入れ、彫り部分に塗装をしたものです
ガラスにはっきりとした白で色を付けるので、門柱などにはめ込むデザインガラスブロックや表札には
塗装ありで希望される方が多いです。塗装してあると、ライトアップしても文字やデザインがよく見えます。
これはカットダルのデザインを彫りのみで塗装はしていない物です。
サンドブラストで彫った部分がすりガラスの様になって、塗装したガラスよりは目立ちませんが
自然な色で優しい雰囲気になります。土間コンクリートにいくつかカットダルを埋め込んで、
そのうちのいくつかに素彫りのデザインカットダルを紛れ込ませるのもいいですし、
表札にガラスを使いたいけど、文字をあまり目立たせたくないという場合にもおすすめです。
デザインや色だけではなく塗装の有無でもいろんな表情を見せてくれるので、オリジナルのエクステリアを
造りたいときはガラスブロックやカットダル、ベネチアンガラスなどのデザインガラスを取り入れてみてはいかがでしょうか!
ガラスブロックデザインの制作その①
名前を彫って表札にしたり、トレド独自のデザインを門柱の中のアクセントとして入れたりなど
エクステリアに個性をプラスできるデザインガラスブロック。
今日は、ガラスブロックにデザインを入れる工程を簡単にご説明してみます
まず始めに特殊フィルムと樹脂でマスクを作ります。
フィルムの下にデザインが描かれたトレーシングペーパーが入っています。ここに光を当てると
デザインの描かれた黒い部分は樹脂が固まらず、白い部分は樹脂が固まり厚みが出るので、
サンドブラストで彫った時にデザインがあったところだけガラスが削れます。
透明のフィルムを剥がします。剥がした面は樹脂でペタペタしていて粘着力があります。
マスクについた余分な樹脂をきれいに水洗いで落とし、そのあと水気が完全になくなるまで乾かします。
出来上がったマスクをガラスに貼り付けて養生します。このマスクをつける作業が意外にも難しいんです…
一度くっついたらなかなか剥がせるものではないので、バランスをよく見ながら位置を決めていきます。
マスクとガラスをちゃんと密着させないと、砂を吹きかけたときにデザインの端の部分や細かい所の樹脂が
はがれてしまうのでガラスと樹脂の間に空気が入らないように、こすりながら慎重に張り付けていきます。
デザインガラスブロック制作その①今回はここまでにします!
その②ではサンドブラストでガラスを彫り、デザインを入れていく工程をご紹介します。