ガウディに出会えるバルセロナ。
バルセロナに行ったら、ここは外せないという場所 サクラダファミリア聖堂です、現在も建設が続いている。 欧州に行くと、大きな街にはどこにでも大聖堂があり、幾つも見ていると同じように見えてくるのですが、サクラダファミリアは別格で、3度訪れていますが、毎回感動しています。
いちばん最初に行った時には、まだ屋根部分がなく、現在のようなステンドグラスも取り付けられていませんでした。 その時は、建物の中よりも遠方から見た方が印象深かったサクラダファミリア、中に入り上を見上げると青空が広がり、幾つかの塔は見えていて、上階にはエレベーターで上がる事が出来ました。
「サクラダファミリアのファサード」
サクラダファミリアには、数か所の入り口があり、、ことなるファサードを見る事が出来る。ファサードは、エクステリアで言えば門柱のようにその家の顔になる場所で、サクラダファミリアでは、キリストの生涯を描くファサードが彫刻されていて、ガウディ在命中に完成したものもあります、上の写真を見て驚くのは、同じ建物で同じテーマで作られているのにも関わらず、私には違った建物のファサードに見えてしまう、そんな事を気にしないのかガウディの考える宇宙は想像を超えているように思えてしまう。
現在も建設中のサクラダファミリア
「サクラダファミリアのステンドグラス」
2度目に行った時にはステンドが取り付けられていて、なんとも言えない感じで、欧州にある他のステンドと違うのは、歴史を感じさせない空間が他の境界よりも明るく広々とした空間を七色の光で照らしているからかも知れません、広い空間には、何も置かれていません。
「地下のガウディの墓」
ガウディの事が忘れられなくなったのは、バルセロナに行く前に建築士の友人と話をしていて、ガウディの死について聞かされた時からです。
ミサに向かう途中で、とても汚い身なりの老人が路面電車に跳ねられました、病院に運ばれましたが、街の人も病院の人も、この人物がガウディである事を気づきませんでしたむ。翌日、ガウディの弟子達が病院に居るガウディを見つけ、他の人たちは、初めて国民的英雄建築家のガウディと知ったのです。3日後に行きを引き取り、ガウディの遺言に葬儀は質素にとあったため、無くなった2日後に、ひっそり葬儀が行われたのですが、どこからともなく葬儀の事を知ったバルセロナ市民で病院からサクラダファミリア間だの道が埋め尽くされ長い葬列ができたようです。 生涯独身だったガウディ多くの人に愛されたガウディ。
サクラダファミリアの地下にガウディのお墓があることを知りました。 お墓に近づいていくとオルガンだったのか、広い地下の空間にメロディーが響き、心が落ち着く感じでした。
色鮮やかなタイルを小割して貼られたトカゲの噴水が印象強いグエル公園は、公園都市を目指して敷地には住宅も立てる予定でしたが、今では公園だけが残されています。回廊の上は広場になっていてバルセロナの街並みが見られます。タイル貼りのベンチも素敵でガウディらしさを感じさせてくれる場所が幾つもありました。
左が「カサ・ミラ」で、現在も集合住宅として使われている建物で、鉄製のバルコニーの手摺いしで建てられた建物は曲線で、右が「カサ・バトリョ」で、地中海をテーマとして建てられた住宅です、ガウディの建物は、一目でわかる、他とは違う魅力ある建物です。