スタンプコンクリートの種類。
アプローチ(通路)駐車場のコンクリート打ちに模様をつける工法がスタンプコンクリートです。 型押しするマットには、いろいろな模様のタイプがありますが、当社では4タイプの型押しマットを用意しています。天然石貼りと同じぐらい人気のあるスタンプコンクリートですが、意外とスタンプコンクリートを施工する業者が少ないです。
施工が手間が掛かる事と、経験があまりないと上手く仕上げるのが大変で仕上がりが違います。 マットなどの備品が高価な為に所有している業者もかなに少ないです。 当社はエクステリア専門店でコンクリート仕事は日常のように施工していて、その施工を社員で行っている為に手間が掛かっても、良い現場を作りたいとの思いから、あらゆる工法ができるように頑張っています。
スタンプコンクリートの木目タイプです。 本物の木のように見えています。 木目タイプの色は、やはり茶系で木に近い色が多いのですが、グレーなどの色も綺麗です。
スタンプコンクリートで使用されているマットの殆どが、輸入品が多く型が押せればいいという考えからだろうか、重く重量で模様を付けるものが多いのですが、当社が使用しているマットは、より綺麗な仕上がりになるよう、国産で普段ハキャタピラなどを制作している会社に特注して作ってもらったものです。 輸入品と比較すると軽く柔らかで、固く重いマットと違い、型押しながら模様を確認して作業を進める事ができます。
以前は、ヨーロピアンタイプの施工が多かったのですが、近年は四角い石畳みを表現しているアシュラタイプが人気です。 スタンプコンクリートはハードナーとリリサーとふたつの種類の色粉を使い陰影を付け、より本物のように見せています、このふたつの色粉の組み合わせが54パターンありますが、選ばれる色は数種の色の組み合わせです。
玄関ポーチのタイルも大きなタイルが貼られる事が多くなっていて、スタンプコンクリートの模様も大きな方が好まれる事が増えています。 これも流行ですかね。
小割した石を扇状に敷き詰めように見えるたヨーロピアンタイプは、ヨーロッパの古い街並みに行くと良く見かける石畳みの模様です。
細かい模様パターンの方が、滑りづらいと思います。以前よりは選ばれる事が少なくなりましたが、広さの少ない場所などに模様を付けたいのであればヨーロピンタイプの方があっているのかもしれません。
自然な感じのする、シームレスタイプは大きな岩肌の表面を表現したシームレスは飽きのないタイプだと思います。
ナチュラルな感じのシームレスは、4タイプのマットの中で経年変化がいちばん気にならないのではないでしょうか。 色粉を使用しているので、時間と共に色などの変化がありますが、家の外にあるので気にならない人が多いようです。 施工時の完成前に表面の保護の為クリアシールを塗っています。 本来であれば2~3年に一度を塗り替えた方が良いと思うのですが、スタンプコンクリートの施工を始めてから10年以上の歳月が過ぎていますが、クリアシールを塗って欲しいと言われた事がありません。