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天然素材を取り入れたエクステリア
今回施工させていただいたI様邸の外構をご紹介させていただきます

建物正面に駐車スペース・アプローチ・門柱・お庭を造りたいというご要望からご計画させていただきました。

門柱はブロック積みの上から、建築の塗装剤としても使用される「ジョリパット」を塗り仕上げています。数あるカラーの中から今回は、建物のお色やアプローチの鉄平石ともマッチするように、グレー色をご提案させていただきました。
門柱には口金ポストの他に、埋め込みも可能なユニソンの宅配ボックス「ヴィコ」を設置しています。門柱・アプローチはお家の顔になる部分ですので、植栽を絡めてあげることをおすすめします。最近は無機質・シンプルが流行の様に思いますが、そこに緑が入ることで高級感が増しますし、風景にまとまりが出ます。
今回の植栽スペースには浅間石のゴロタ石「ガロック」を敷き詰めた中に下草をバランスよく配置しました。

門柱裏はこんな感じです
郵便物や宅配物を取り出しやすいよう、裏側にもしっかりスペースを確保しています。

駐車スペースは広々と3台分のコンクリートを打設し、目地はちょっと変わった斜線を取り入れたデザインにしました。

コンクリート目地にはファイバーレジンの琥珀を使用しています。白やブラウンの天然石がバランスよく混ざっており、優しい印象のカラーです。こちらは天然石と繊維化ウレタン樹脂を混ぜ合わせ、固めた状態が完成となりますので、砂利が飛び散らずとても扱いやすいです。
上は建物周りの写真です
度々ご紹介していますが、防草対策をするのとしないのではこんなに違います。防草シートをしていても、つなぎ目や基礎などに当たる部分からはピョロッと草が出てきてしまいますが、一目瞭然で管理のしやすさが違ってきます。外構工事をご検討中の方は、建物周りも忘れず防草をしていただくことをおすすめします。
I様、この度はトレドに工事のご用命をいただき誠にありがとうございました!
F&F ニコボード
お庭や境界の目隠しとして、トレドでは樹脂製のフェンスをよくお勧めしています。見た目や質感が本物の木材に近いものも多いですし、やはり見た目の部分でアルミフェンスよりも温かみがある為です。
中でもディーズガーデンのアルファウッド、F&Fのマイティウッドシリーズ、グローベンのプラドシリーズをよくお客様にご案内するのですが、今回はF&Fの樹脂フェンスから出た新商品「ニコボード」をご紹介します。

(写真は全てカタログより引用しています)
マイティウッドシリーズは型から樹脂を押し出し、表層に塗装や木目の凹凸を付けたものですが、ニコボードとの大きな違いは「二層(複層)式板構造」です。

まず1層目の芯材ですが、木粉の配合で伸縮・変形の軽減や軽量化を実現しています。樹脂フェンスでネックなのは温度変化による収縮です。その影響が少ないだけでも、とてもありがたいです。次に2層目の表層はポリエチレン樹脂が100%ということで、色が安定しており耐候性能にも優れているということです。雨シミや色あせ、ひび割れが起こりにくいので長く綺麗な状態を保つことが出来る、優れたフェンスになっています。
カラー展開はノワール・ココア・ティンバー・スレートの4色。ナチュラル系モダン系問わず選びやすいカラーで、色味もパキッとしすぎず違和感のない自然な木材の見た目です。板幅は14㎝ありますので重厚感や高級感も演出できるかと思います
また、このニコボードは今までマイティウッドやアルファウッドで使用していた「バー材」という部材が無くても施工が出来ます。バー材とは板と板のつなぎ目部分に縦に被せる部材なのですが、このバー材が無いことで施工もしやすいですし、見た目もスッキリします。いろんな良いとこ取りのニコボード、これからお客様にどんどんおすすめしていこうと思います!