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ディーズガーデンの「3定」
今回も先日研修に伺った、京都ディーズガーデンさんについてのご紹介です
ディーガーデンさんが掲げる社風に「3定」というものがあります。これは何の定かというと、「定位置」→最も効率の上がる場所「定品」→決められた場所しか置けない「定量」→欠品を起こさない最小の量 という3つの決まりからなるものです。実際にどのようにこの3定を形にしているか工場を見学させていただきましたがびっくりでした。工具、消耗品、掃除用具まですべての物が写真の通り、決められた位置に保管されていました。消耗品については、ロールになっているシートは決まった量を出せるようになっていて無駄を出さない工夫がされていたり、このくらいの量が減ったらいくつ発注する、というのも決められていました。工具や掃除用具はまるで標本のように壁面に張り付けて(?)あり、使用中の道具が何なのかも一目でわかる様に道具の形に白抜きされていました。
工場から移動して事務所の方へ。普段から商品の発注等でお世話になっている事務の皆さんともご挨拶が出来ました。そしてもちろん事務所内の整頓もすごかったです。事務机の引き出しもご覧の通り。事務用品がぴったりと決まった位置に収められています。この収納に使われている棚などは全て手作りということでさらにびっくりでした。今回のディーズガーデンさんへの訪問で、一番驚いて、勉強になったのがこの3定でした。今後、ここまでの徹底した管理は私には難しいかもですが、マネできる所から取り入れていこうかと思います!
ディーズガーデン研修 続編
ディーズガーデンさんの人気商品「アルモ」。今回の京都研修でこのアルモの制作についてもご紹介いただきました
↑手前にあるのはディーズガーデンポスト「ポーチ」の型です。このポストの塗装も職人さんが一つ一つ手作業で作成しています
アルモは欧米で100年以上実際に使用されていた木から型取り、繊維強化プラスチック・FRPで細部までリアルに再現されています。写真右が実際の木板で左側がシリコンで取った型になります。とってもリアルな木目ですが、そのまま使うのではなく、木目の溝が深すぎる所や模様が薄い所は修正をして型を作っていくそうです。
手に取っているのが樹脂材です。液体だけだと強度が出ないため、繊維プラスチックを3枚程重ねて強度を出します。耐久性も高いので風化やシロアリによる被害もなく、長年綺麗な枕木の風合いを楽しむことが出来ます。
こちらが実際のアルモです。今現在製品として出ているのは幅210㎜、厚み130㎜あるので写真はそれより少し小さいものになります。一見本物にしか見えないですし、ホワイトの濃淡がとても素敵です。アルモの大きな特徴の一つとして、中が空洞になっており、ポストや表札などのオプションを付けることが出来るのでお客様の好みに合わせた門柱も施工できますよ!
ディーズガーデンさんでは他にもたくさんの商品や工場をご紹介いただきました。ブログでまた少しずつご紹介していきます!