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勉強会
若手社員に向けて勉強会がありました。樹木の剪定の基礎です。みんなそれなりに先輩について学んできてはいますが、時々は基本に戻って学びなおすことも必要です。
「三分の一ルール」太枝を切る場合は、枝分かれしている切除する太枝に対して、残す細枝は太枝の3分の1以上とすること!また2段切りを必ず行い、ブランチカラーを傷めないことが大切。
上の図のように細枝の下から1のように少し切り込みを入れて、2の順で上から切り込みを入れ枝を軽くしてから、本来切り落としたい3を切ることでCのブランチカラーやDのバークリッジを傷つけずに切断することができるという説明です。そのほか、適切な剪定角度についての講習を受けました。手間を惜しまないことが職人です。消毒や肥料なども新しい種類が発売されます。樹木医がメーカーの方や販売店の担当のかたから説明を受けたり実際に使用して、良いものは勉強会などで紹介したりして、情報を共有しています。
環境に優しいフェロモン誘引剤
林業笠原造園株式会社では緑に携わる企業として、環境にも配慮をしています。消毒のすべてをやめることは今の段階ではなかなか難しいことですが、可能であれば環境に配慮したもので対応したいと考えています。その一つがフェロモン誘引剤です。これはアメリカシロヒトリやマメコガネの削減に利用します。フェロモン誘引剤「ニトルアー」は性フェロモンの強力な誘引力を利用して、交信撹乱したり専用のトラップ(捕獲器)でオス成虫を大量に捕獲することで次世代のアメリカシロヒトリ幼虫(毛虫)の発生を抑制します。
自然への影響が少なく環境を保全し、人体・魚介類・植物などにはほとんど影響ないので、人通りの多い歩道の街路樹や公園・住宅地や幼稚園・保育園・小学校など小さなお子様がいる場所などにも安心して設置できます。
アメリカヒロヒトリは主にサクラ・ヤナギ・カキ・コナラなどのほか、ほとんどの樹木につきます。マメコガネは主にマメ類・ヤナギ類・ブドウ類などにつき、マメコガネの幼虫は芝などにも悪影響があります。誘引剤の持続期間は開封後約3か月でアメリカシロヒトリでしたら、年3回使用するといいとされています。4月下旬・7月中旬~下旬・10月中旬 ただ長野は10月の中旬にはそろそろ寒くなってくる時期なので、4月と7月の2回でいいのではとも思います。外構やエクステリアのご相談でいらしたお客様でも「ニトルアー」を販売できますので、お問い合わせください。
ガーデニング
出社して樹木医のY女史がいるのを見つけると、頻繁に仕事の話を聞きます。講演会の話やこれからの公園管理の勉強に行ってきた話、トレドのお客様の庭についての話(どんな植栽がいいのか)弱っている樹木を元気にさせたい、植物の名前を全て覚えたいなどなど、Y女史は本当に緑に関わることが大好きなんだと感心します。先日はガーデニングの新しい流れについて話を聞きました。近年イギリスのガーデニングで人気のあるメドウガーデンについてです。ピート・アウドルフ氏の手掛ける庭を見せてもらいY女史の説明を受けました。それは自然の中で感じるワクワク感・力強さ・季節の移ろい・草原のような景色。
メドウガーデンは一見あるがままに植物が生えているように見えますが、実はしっかりと形を考え作りこんでいるそうです。立体的に見えるように植物の形をそれぞれに捉えて面で見せ、またアクセントプランツの隙間を埋めるためのわき役に何を選んだらいいか、雑草も生かしながら、考え抜かれているけれどありのままの草原の景色のような庭が人気でまさにY女史が日頃から描いていた庭に近いものだと感じました。ながの緑育協会で行っている園芸上級者対象の講座でピート・アウドルフ氏の庭の季節ごとに移り変わる風景の映像を上映するそうなので楽しみです。エクステリアのお仕事は建築物だけでなくてお庭も含めて住宅の外構になるので、奥が深い仕事だと思います。またそこは建築業ではなく、デザイン業ではなく、造園業だからこその強みでもあると思います。みんな庭造りが大好きな仲間だからです。どんなお庭で過ごしたいとかイメージだけていいですので是非お聞かせください。ガーデニングだけではありません。和風の庭だって得意です!芝生だって得意です!こけマニアだっています!シンボルツリー1本だって素敵なシンボルツリーをご提案します。
平日の軽井沢プリンスショッピングプラザ
軽井沢プリンスショッピングプラザでは毎年何回かセールが開かれます。いい季節のセールは人がたくさんいてなかなかお買い物ができません。そこでねらい目なのが2月にある「ウインタークリアランセール」です。毎年2月は寒いし雪がありそうなイメージなので、首都圏や他県からのお客様が減ります。そのなかでもセール初日の平日が一番のねらい目です。10日間のセール用に品物が続々と入荷していて比較的すいているので競争率が低く選べる商品が多いからです。今年は新型コロナウイルスの影響で海外からのお客様が格段に減っているので、本当に空いていました。食事エリアもいつもなら11時30分ごろ入店しないと人気店は待つことになるのに、人がまばらでゆっくり食事ができました。今回は新しいお店をチャレンジ。肉好きな人と一緒だったので、「サクレ・フルール」という肉ビストロに。
店内にはテントがあったり、カーテンで仕切られた空間があったり、火を楽しめるファイヤープレイスやテラスがあったりと、なんでも今はやりの「グランピング」仕様だそうです。グランピング仕様とは何ぞやと調べてみると、グラマラス×キャンピングの略のようで、贅沢にアウトドアを楽しむだそうです。
サクレフルール軽井沢は東京の店舗につづきアジア2号店で本店はパリのモンマルトルにあるビストロです。お肉はホットストーンに乗っているので、焼き加減は自分で調整できます。付け合わせのポテトとパンの他にチーズフォンデュがついているので、パンやポテトをとろ~りチーズにからませて食べます。ポテトは食べ放題なのでお替りしてくださいねと店員さんが言っていましたが、ボリュームがあってとてもお替りできませんでした。今年の軽井沢は2月とは思えないほど暖かく、全く雪もなくてラッキーでした。